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● 私のひとり言 ●
今日、妻と買い物を終ってからは、いつもと違うコースで帰ることにしたので、志木街道の側道を清瀬方面に向かい、野塩橋手前で右折して左岸を上流に向かって歩いた
右側には民家が連なって狭いながらもそれぞれの庭にはその住む人たちの思いが籠ったいろいろな草花や樹木を見ることができる
程なくすると妻が 「あれ、何だろう?」 と指さしたのが写真の草花だった
花なのか、それとも実なのかは判らないし、勿論名前などは見当も付かない
しばらく眺めているとその家の住人らしいご高齢のおばあちゃんが私たちに声をかけた
「それはアシタバです。葉や茎は食べられますが、もう時期を過ぎてしまいました」 と説明してくれた
「アシタバですか?」 と、私も一つ花の名を覚えたが、アシタバの名は聞いたことがあったが、現物を見たのは始めてだった
このおばあちゃん宅の庭は、実にたくさんの草花や樹木が植えられているが、残念ながら手入れは疎かのようで、延び放題、暴れ放題の荒れた庭だった
かつては手入れをする人がいて、草花の咲くのも整っていたのだろうが、今はどうしてこのような庭になってしまったのだろうか?
お礼を言って別れたが、その話しぶりからそのおばあちゃんは花好きの人であろうと私は勝手に想像したが、このおばあちゃんは独り暮らしのようなので、そんな姿を見ていると人生の悲哀を感じてしまう
家に帰ってからアシタバのことをネット検索してみた
アシタバ (明日葉、Angelica keiskei) はセリ科シシウド属の植物
和名は 「今日、葉を摘んでも明日には芽が出る」 と形容される、強靭(で発育が速いことに由来すると言う
私もアシタバの強さにあやかりたいものだ