このところ、いろいろな事があってこのプログへの投稿を怠ってしまった
先日、私の右上の差し歯が外れてしまった。経年変化で外れることもあるので、またそれを嵌めればいいと思っていた
しかし、診た結果はその差し歯の土台とも言うべき根っこの歯が割れているので、そのまま使う事は出来ないとのことだったが、10月になってからの歯の痛みもその根っこの割れが原因らしかった
さて、その治療法は? 医師によると、まずその根っこの歯を抜歯して 「入れ歯」 か 「ブリッジの歯」 にするかを私が決めてその部分を修復する案を説明された
空歯にするのは好まないので、まず抜歯するように頼んだが、抜歯するのはもう何年も経験が無いのでまず 「痛かろう」 と身構えてしまった
抜歯したのは25日だった
神妙な (恐らくは私はそんな姿だったことだろう) 私が診察台に座ると歯科技工士さんが準備を始めたが、その揃えた道具の中にペンチのような器具があるのを見たら、また余計に 「痛いだろうな?」 とさらに身構えてしまった
まずは何本か麻酔注射をしたようだがあの 「チクン」 とする鋭い痛みを感じて、暫く経ってから抜歯が始まった
麻酔が効いているのでよく判らないが何か抜歯するのに手間取っているようなので、また不安にもなったが痛みは感じなかった
始まってからおよそ20分が経ったであろうか。やっと終わるとレントゲン写真を撮って抜歯された部分をディスプレイで診せてもらった
医師によると 「歯がボロボロになっていたので、少し手間取りました」 との話だったが 「抜歯できました」 とのことで一先ずは安心した
私が 「麻酔が切れたら痛みがあるでしょうか?」 と聞くと 「おそらく大丈夫でしょう。痛みがあったら薬を飲んでください」 とのことだった
近くの薬局で抗生物質と痛み止の薬を処方されたが 「さ~て、これから麻酔が切れたら痛みがあるのだろうか?」 と不安もあった
その日は夕方まで出血に悩まされたが、驚いたのは全く 「痛み」 を感じなかったこと。あの麻酔注射の 「チクン」 が最も感じた 「痛み」 だった
その翌日も通院、消毒したが 「腫れも、出血もなく異常はありません」 と言われたのでさらに安心度が増した
痛みが無かったのは今の抜歯技術では痛みを伴わなのが当たり前なのか、それとも医師の技術が優れているのか、それとも抜歯される人の個人差なのかは判らないが、あんなに手こずりながらの抜歯だったのに全く 「痛み」 を感じなかったことを私はまだ信じられない気がしている
この後は私が 「入れ歯」 を望んだので、隣の歯をそれなりに削る必要もあるとのことだが、抜歯した所の歯肉が安定するまでは当分時間もかかるようだから、まだまだ通院することになりそうだ
今はその位置が空歯だから隙間があるので違和感がある。歯が入るのはおそらく年越しになってしまうだろうが、高齢者にとって歯は大事な友達だから早く治したいと思っている
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