子供のようである。
5日、”大田自転車で転倒!打撲と擦り傷” の見出しにがっかりした。
ジャイアンツ寮からG球場に自転車で向かう途中、
雨でぬれた地面でスリップして転倒。
全身を強打し、病院で検査を受けた結果、
骨に異常はなかったものの、手足には打撲と擦り傷を負う。
両手、両ひざに包帯、顔にバンソコウをはってG球場に戻り、
「一日でも早くグラウンドに戻れるようにしたいです」とコメントしたらしい。
参加を予定していたフェニックスリーグのメンバーから外れ、
原監督は「起きたことの内容は知っています。
ただ、コメントすることはできない」と厳しい表情だったと記事は伝えている。
あたりまえである。
そりゃ、表情も厳しくなるってなもんだ。
申し訳ないが、「雨でぬれた地面でスリップ転倒、全身強打」 から、
どうしても、調子に乗って悪ふざけしながらスピードを出しカーブで転倒、
そんな絵図らが目に浮かんでしまう。
開幕1軍も5月にファームに戻され、
ようやくシーズン終盤に1軍登録されるも即、逆戻り。
シーズン通して1軍で仕事が出来なかったとはいえ、
今季最後のチャンス、CSと日本Sが残っている。
メンバーにどうにか食い込むためのアピールの場が、
シーズン終了後に控えているフェニックスリーグである。
そんな大事なアピールの場を目前に控え、
誰よりもアピールしなければならない立場の人間が、
野球以外のところでケガをしている場合か。
同期の橋本はシーズン終盤から1軍に上がり結果を出している。
5日のタイガース戦でも2安打を放ちった。
その試合で橋本がヒットで一塁に出塁した場面。
解説の元タイガース・下柳氏がこんなことをいっていた。
「ランナーの橋本は投手の投球の際に、必ず1球1球全力でスタートをきる素振りを見せている。
あたりまえのプレイのようだが他のチームで実践できている選手は少ない。
優勝が決まった後でもしっかりプレイに集中出来ている証拠」。
さらに、もうひとりの解説者、元タイガース矢野氏もこう付け加えた。
「ジャイアンツの強さを巨大戦力といって片付けがちだが、
ジャイアンツの選手は他のチームの選手に比べ、野球に対する個々の意識が非常に高い。
橋本の動きもそういった表れのひとつ」。
以前このブログで、大田をメインに高卒選手のデッドラインのような内容の記事を書いた。
その中で大田と同級生の他チームの同期選手らも引き合いに出し、
とくにスラッガーと呼ばれる高卒の選手は何年目までがおおよそのデッドラインになるか、
そんな考察してみたことがあった。
近年の高卒スラッガーの名前を出して検証してみたのだが、
そのとき大田と同期で似たタイプの選手として西武の浅村の名を挙げた。
そのとき浅村が今季のような好成績を残し、ライオンズの中心選手になるとは想像できなかった。
今季4番を張った浅村は堂々パリーグの打点王である。
大田はいつまでよみうりランドで遊んでいるつもりか。
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