表現37)You have to stay put.(じっとしていろよ!)
さあ、今回はあまり聞かない表現じゃないかな?もちろん、使ったことはない…当然ですね。実は僕も使ったことがないような…ま、そんな状況もなかったですしね。意味はというと、日本語から見ると、「じっとしていろよ。」だから、それを英訳すると…そう、普通は、「Do not move.」かな。ま、それはそれとして、今回は、stay putの勉強で~す。
では、その表現の分析(?)から…。stayの意味はというと、え?「滞在する」「とどまる」ですか?そうですね、それが一般的な意味ですよね。でもそれは、stayが持っている概念がある文脈で使われた時に現れる現実的意味なので、その元々の意味合い(概念)を確認しておきましょう。そうすれば、ちょっとわかりにくい文章でも、文脈で全体の意味がなんとなくわかるので、いいと思いますよ。では、その意味合いとは?
stay =ある状態のままでいる
「え?それだけ?」ですって?そう、それだけですよ。だから、旅行のことを言うときに、I will stay in Kyoto for 3 days.と言えば、「(京都に)滞在する(泊まる)」になるし、I will stay home.と言えば、「(家に)いる」だし、嵐の時に誰かと一緒にいて、その人が、Stay with me.と言えば、「僕とこのまま一緒にいるんだよ。」って、相手を気遣い、かばう言葉にもなるわけです。でしょ?
では、今回の表現で使われているstayの場合はというと、次のような感じの使い方かな。
stay cool=涼しくしている
stay asleep=眠り続ける
stay alive=生き続ける
stay afloat=浮いたままでいる、(ビジネスなどが)なんとかやっている
stay positive=前向きでいる
stay abreast of the times=時勢に遅れないでいる
ね、なんとなくわかったでしょ?何が、って?つまり、stayの後に来る単語がどんなものかっていうこと…そう、すべて何かの状態を示す言葉です!
「で、今回の表現はどうなってるの!」おっと、お怒りのようで…。はい、では今回の表現について。そう、お察しの通り、stay putのputも何らかの状態を表わす言葉です。「え、動詞じゃないの?」そうですね~普通は動詞として使いますよね~いや、もともと動詞は動詞ですよ。でも、このput はstayという動詞の後にあるので、動詞だけど、動詞の役目はしていないということです。「じゃあ何?どんな状態を表わすの?」では、以下をどうぞ。
put=置く(動詞)→ (is) put=置かれる、置かれている(過去分詞)
そう、この場合、putは過去分詞で、置かれている、置かれたまま(の状態)で、という意味の語になるわけです。そこで…
stay put=置かれた(ままの)状態でいる→そのままの状態でいる→じっとしている
となるわけです。「まあ、こんな簡単なことをぐたぐたと…」ですって?ん!これは簡単そうに見えて、日本人の頭にはなかなか入ってこないんですよ。「ある状態がそのままでいる」と言いたい時にはstayを使い、その後にその状態を示す単語を入れる。普通に状態を表わす語(asleep, active, quiet, strong, positive, etc.)があればそれでいいが、なければ、適当な状態を表わす過去分詞の語がないかを探す(put, relaxed, confused, tuned, seated, etc.)、という具合です。
ま、難しく考えずに、今回の表現だけでも覚えてもらったらいいんですけどね。あ、そうそう、stay put と同じ意味で、stay stillとも言えますね。では、会話ですよ~Here you go!
(Billy and Jeff are on the phone.)
Billy: Hi, Jeff. Thanks for your car. The date went pretty well.
(ハイ、ジェフ。車、ありがとう。デート、うまく行ったよ。)
Jeff: Good. Would you bring my car back right now? I need it.
(よかったじゃん。で、僕の車、すぐ戻してくれる?いるんだ。)
Billy: Well, I can't do that.
(それがさあ、出来ないんだよね。)
Jeff: What? Why?
(何?何で?)
Billy: It's in the garage on the 27th Street now.
(車、今27番通りの修理屋さんのところでね。)
Jeff: Wha, wha, what! What happened?
(な、な、なんて?何があったんだよ?)
Bill: Stay calm, Jeff. It's a minor accident.
(落ち着いてよ、ジェフ。ちょっとした事故だから。)
Jeff: Damn it. It's a new car, Bill.
(冗談じゃないぜ。新車なんだぞ、ビル。)
Bill: Just stay relaxed, Bill. Just a couple of scratches.
(リラックスしてよ、ビル。傷は数カ所だけだからさ。)
Jeff: Okay, Bill. You have to stay put until I come to get you.
(オーケー、ビル。俺がそこにいくまでじっとしていろよ。)
Bill: Sure. I'll stay put in the ambulance. Excuse me, doctor?
(わかった。救急車でじっと待ってるから。すみません、お医者さん…)
Jeff: Oh, no!
(だめだ、こりゃ。)
う~ん、マイナーアクシデントに救急車ね~。車は…ご愁傷さまって感じですかね。では、今回はこの辺で。See you in the next story, guys. Until then, stay well. Bye now. Nao
さあ、今回はあまり聞かない表現じゃないかな?もちろん、使ったことはない…当然ですね。実は僕も使ったことがないような…ま、そんな状況もなかったですしね。意味はというと、日本語から見ると、「じっとしていろよ。」だから、それを英訳すると…そう、普通は、「Do not move.」かな。ま、それはそれとして、今回は、stay putの勉強で~す。
では、その表現の分析(?)から…。stayの意味はというと、え?「滞在する」「とどまる」ですか?そうですね、それが一般的な意味ですよね。でもそれは、stayが持っている概念がある文脈で使われた時に現れる現実的意味なので、その元々の意味合い(概念)を確認しておきましょう。そうすれば、ちょっとわかりにくい文章でも、文脈で全体の意味がなんとなくわかるので、いいと思いますよ。では、その意味合いとは?
stay =ある状態のままでいる
「え?それだけ?」ですって?そう、それだけですよ。だから、旅行のことを言うときに、I will stay in Kyoto for 3 days.と言えば、「(京都に)滞在する(泊まる)」になるし、I will stay home.と言えば、「(家に)いる」だし、嵐の時に誰かと一緒にいて、その人が、Stay with me.と言えば、「僕とこのまま一緒にいるんだよ。」って、相手を気遣い、かばう言葉にもなるわけです。でしょ?
では、今回の表現で使われているstayの場合はというと、次のような感じの使い方かな。
stay cool=涼しくしている
stay asleep=眠り続ける
stay alive=生き続ける
stay afloat=浮いたままでいる、(ビジネスなどが)なんとかやっている
stay positive=前向きでいる
stay abreast of the times=時勢に遅れないでいる
ね、なんとなくわかったでしょ?何が、って?つまり、stayの後に来る単語がどんなものかっていうこと…そう、すべて何かの状態を示す言葉です!
「で、今回の表現はどうなってるの!」おっと、お怒りのようで…。はい、では今回の表現について。そう、お察しの通り、stay putのputも何らかの状態を表わす言葉です。「え、動詞じゃないの?」そうですね~普通は動詞として使いますよね~いや、もともと動詞は動詞ですよ。でも、このput はstayという動詞の後にあるので、動詞だけど、動詞の役目はしていないということです。「じゃあ何?どんな状態を表わすの?」では、以下をどうぞ。
put=置く(動詞)→ (is) put=置かれる、置かれている(過去分詞)
そう、この場合、putは過去分詞で、置かれている、置かれたまま(の状態)で、という意味の語になるわけです。そこで…
stay put=置かれた(ままの)状態でいる→そのままの状態でいる→じっとしている
となるわけです。「まあ、こんな簡単なことをぐたぐたと…」ですって?ん!これは簡単そうに見えて、日本人の頭にはなかなか入ってこないんですよ。「ある状態がそのままでいる」と言いたい時にはstayを使い、その後にその状態を示す単語を入れる。普通に状態を表わす語(asleep, active, quiet, strong, positive, etc.)があればそれでいいが、なければ、適当な状態を表わす過去分詞の語がないかを探す(put, relaxed, confused, tuned, seated, etc.)、という具合です。
ま、難しく考えずに、今回の表現だけでも覚えてもらったらいいんですけどね。あ、そうそう、stay put と同じ意味で、stay stillとも言えますね。では、会話ですよ~Here you go!
(Billy and Jeff are on the phone.)
Billy: Hi, Jeff. Thanks for your car. The date went pretty well.
(ハイ、ジェフ。車、ありがとう。デート、うまく行ったよ。)
Jeff: Good. Would you bring my car back right now? I need it.
(よかったじゃん。で、僕の車、すぐ戻してくれる?いるんだ。)
Billy: Well, I can't do that.
(それがさあ、出来ないんだよね。)
Jeff: What? Why?
(何?何で?)
Billy: It's in the garage on the 27th Street now.
(車、今27番通りの修理屋さんのところでね。)
Jeff: Wha, wha, what! What happened?
(な、な、なんて?何があったんだよ?)
Bill: Stay calm, Jeff. It's a minor accident.
(落ち着いてよ、ジェフ。ちょっとした事故だから。)
Jeff: Damn it. It's a new car, Bill.
(冗談じゃないぜ。新車なんだぞ、ビル。)
Bill: Just stay relaxed, Bill. Just a couple of scratches.
(リラックスしてよ、ビル。傷は数カ所だけだからさ。)
Jeff: Okay, Bill. You have to stay put until I come to get you.
(オーケー、ビル。俺がそこにいくまでじっとしていろよ。)
Bill: Sure. I'll stay put in the ambulance. Excuse me, doctor?
(わかった。救急車でじっと待ってるから。すみません、お医者さん…)
Jeff: Oh, no!
(だめだ、こりゃ。)
う~ん、マイナーアクシデントに救急車ね~。車は…ご愁傷さまって感じですかね。では、今回はこの辺で。See you in the next story, guys. Until then, stay well. Bye now. Nao