いい言葉(15)☆ Memorize the「いい言葉」☆
Whatever you think, be sure it is what you think; whatever you want, be sure that is what you want; whatever you feel, be sure that is what you feel.
(どんなことを考えようとも、それが自分が本当に考えているものかどうかをはっきりさせることだ。どんな物を欲しようとも、それが自分が本当に欲しいものかどうかをはっきりさせることだ。どんな感情を持とうとも、それが自分が本当に感じているものかどうかをはっきりさせることだ。)
(by T.S. Eliot)
これはイギリスの詩人で劇作家(文芸批評家とも言われる)であった、トーマス・スターンズ・エリオット(Thomas Stearns Eliot, 1888-1965)、通称、T.S.エリオットの言葉です。彼は1948年にノーベル文学賞を受賞しています。大変有名な詩人であるため、その詩は世界中の多くの人たちに読まれているわけですが、実は私も大学時代に自分で彼の本を買って読んだ…はずだったのですが、あまりにもわからず、芝生の上でその本を広げたまま顔に載せ、寝たことをよく覚えています(笑)。「で、結局読んだの?」という質問に対しては、No.と言わざるを得ません(情けない…)。いや、あまりにも難解で、日本人の大学生が一人で読んで理解できるものではありません。「本当に~?」という声も聞こえるような気がするので、以下の彼の詩人観を訳した文章をご覧ください。
(以下は、フリー百科事典「ウィキペディア」より引用)
「詩人とは表現するべき個性を持たず、特定の表現手段を持つ人で、それは個性ではなく手段であり、その中で印象や経験が特殊な予期せぬ状態で結合する。」
(評論「伝統と個人の才能」(Tradition and the Individual Talent(1919年)より)
どうです?こういうことが英語で書かれているわけです。わかりませんよね~。え?日本語もわからない?That makes two of us./I could not agree more.(同感です。)
今回のT.S.エリオットの言葉は、難解ではありませんよね。同じ文型の繰り返しで、何事をするにあたっても、それが本当に自分がしているもの、あるいは、したいものなのかをしっかり理解・確認することが大事だということを言っています。人は常にその場その場の考えや感情に支配されがちだが、実はそう考えている、あるいは、そう感じていることの実体を知らずにそう考えている、あるいは、感じているのかもしれない。その自分の思いが真に自分の思いなのかをしっかり把握、認識することが、その行為に真実の価値をもたらすことになるのである。というのが、僕のこの言葉の理解です。「わからない…。」と思われる方は、そのままの英語を覚えてくださいね(冷汗)。
英語的には、whatever you think/want/feel(何を考え(る)/欲し(がる)/感じ(る)ようとも)という形と、be sure(~を確かにする)と、関係代名詞のwhatを使った句、what you think/want/feel(あなたが考える/欲する/感じること)の組み合わせでできている文章ですので、わかりやすいですよね。それが滑らかに繋がると以下のようになります。
Whatever you think, be sure it is what you think; whatever you want, be sure that is what you want; whatever you feel, be sure that is what you feel.
何度も何度も読むと、whateverの使い方、what(~すること)の使い方がわかるようになるでしょ。できれば覚えてくださいね、他の「いい言葉」と同じように。そうすれば、文型、文法、英語のリズム等、多くのことが自然に頭に入っていくはずですよ。それでは、今日の「いい言葉」はこの辺で。I will see you in the next story very soon. In the meantime, have a good one! nao
Whatever you think, be sure it is what you think; whatever you want, be sure that is what you want; whatever you feel, be sure that is what you feel.
(どんなことを考えようとも、それが自分が本当に考えているものかどうかをはっきりさせることだ。どんな物を欲しようとも、それが自分が本当に欲しいものかどうかをはっきりさせることだ。どんな感情を持とうとも、それが自分が本当に感じているものかどうかをはっきりさせることだ。)
(by T.S. Eliot)
これはイギリスの詩人で劇作家(文芸批評家とも言われる)であった、トーマス・スターンズ・エリオット(Thomas Stearns Eliot, 1888-1965)、通称、T.S.エリオットの言葉です。彼は1948年にノーベル文学賞を受賞しています。大変有名な詩人であるため、その詩は世界中の多くの人たちに読まれているわけですが、実は私も大学時代に自分で彼の本を買って読んだ…はずだったのですが、あまりにもわからず、芝生の上でその本を広げたまま顔に載せ、寝たことをよく覚えています(笑)。「で、結局読んだの?」という質問に対しては、No.と言わざるを得ません(情けない…)。いや、あまりにも難解で、日本人の大学生が一人で読んで理解できるものではありません。「本当に~?」という声も聞こえるような気がするので、以下の彼の詩人観を訳した文章をご覧ください。
(以下は、フリー百科事典「ウィキペディア」より引用)
「詩人とは表現するべき個性を持たず、特定の表現手段を持つ人で、それは個性ではなく手段であり、その中で印象や経験が特殊な予期せぬ状態で結合する。」
(評論「伝統と個人の才能」(Tradition and the Individual Talent(1919年)より)
どうです?こういうことが英語で書かれているわけです。わかりませんよね~。え?日本語もわからない?That makes two of us./I could not agree more.(同感です。)
今回のT.S.エリオットの言葉は、難解ではありませんよね。同じ文型の繰り返しで、何事をするにあたっても、それが本当に自分がしているもの、あるいは、したいものなのかをしっかり理解・確認することが大事だということを言っています。人は常にその場その場の考えや感情に支配されがちだが、実はそう考えている、あるいは、そう感じていることの実体を知らずにそう考えている、あるいは、感じているのかもしれない。その自分の思いが真に自分の思いなのかをしっかり把握、認識することが、その行為に真実の価値をもたらすことになるのである。というのが、僕のこの言葉の理解です。「わからない…。」と思われる方は、そのままの英語を覚えてくださいね(冷汗)。
英語的には、whatever you think/want/feel(何を考え(る)/欲し(がる)/感じ(る)ようとも)という形と、be sure(~を確かにする)と、関係代名詞のwhatを使った句、what you think/want/feel(あなたが考える/欲する/感じること)の組み合わせでできている文章ですので、わかりやすいですよね。それが滑らかに繋がると以下のようになります。
Whatever you think, be sure it is what you think; whatever you want, be sure that is what you want; whatever you feel, be sure that is what you feel.
何度も何度も読むと、whateverの使い方、what(~すること)の使い方がわかるようになるでしょ。できれば覚えてくださいね、他の「いい言葉」と同じように。そうすれば、文型、文法、英語のリズム等、多くのことが自然に頭に入っていくはずですよ。それでは、今日の「いい言葉」はこの辺で。I will see you in the next story very soon. In the meantime, have a good one! nao