■『ヴォイス・オブ・ラブ』チラシ
■MOVIX仙台
2021年12月31日の大晦日、仙台市太白区長町のMOVX仙台で『ヴォイス・オブ・ラブ』の映画鑑賞をしてきました。
昨年の秋頃からミュージカル映画を鑑賞する機会が増えていました。
『リスペクト』、『アメイジング・グレイス』、『トゥーラン・ドット』、嵐のライブ『ARASHI5✖20FILM』、『DerEvanHansen』でした。
『ヴォイス・オブ・ラブ』は、予告編を見ていたことから、是非、見てみたいと思っていた映画でした。
~セリーヌ・ディオンの人生を映画化
カナダのケベック州出身のセリーヌ・ディオンの人生を基にしたアーティスト映画で、映画の中に聞き覚えの歌が出てくるなど感動ものでした。
~音楽好き一家に生まれて
映画の内容は、ご覧になってのお楽しみと言うことで書きませんが、少しだけ触れると、セリーヌ・ディオンは、カナダの小さな田舎町に暮らす音楽好きの一家に、14人兄弟の末っ子として生まれ、デモテープを聞いた地元のプロデューサーが、彼女の特別な歌の才能に気づき、12歳でデビューを仕掛け、彼女が、世界的な歌姫へと成長していく過程を描いた映画でした。
~プロデューサーに忠実で
何が凄かったかというと、彼女は、プロデューサーの指導と忠告には、全て納得して従い、見事にこなしながら大きく成長していく事でした。師弟関係ならではの、或いは、それを超越した中で、家族の反対を押し切りやがては恋に落ちていく、時間の経過とともに家族も温かく見守っていく、更にプロデューサーと彼女との二人三脚の人生の凄さを感じた事でした。最後には、26歳の年の差の夫との死別で悲しい出来事にも見事に立ち直り、歌姫として大きく羽ばたいていく事でした。これらのことを思うと、2021年の締めくくりと2022年の新しい年を迎えるに相応しい感動の映画鑑賞になりました。
何はともあれ、音楽好きの一家で育まれた環境を思うと、育った環境もまた大事なのかと思いました。
~困難にもポジティブに
また、家族もそうでしたが、彼女の立ち居振る舞いが素晴らしく、アットホームであり、いろいろな困難ことがあってもポジティブに捉えていく姿には、何ともホロリとくる場面が随所にあり、人生の機微を感じました。
~劇中の楽曲・歌唱に圧倒され
聞き覚えのある劇中の楽曲、歌姫の歌唱に圧倒され、ライブ感覚で見られ、ぐんぐん引き込まれていく自分がいました。
~歌好きな人には・・・
歌が大好きな人にはたまらない映画『ヴォイス・オブ・ラブ』と思いました。