青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

初冠雪の蔵王連峰を目指して(その5)~“みやぎ蔵王「森の楽園」とチェンソーアート”~

2015-11-08 06:48:16 | お出かけ

■青根温泉街道のチェンソーアート(国道457号線)

 

 

【みやぎ蔵王「森の楽園」】

■楽園の入口・東屋

 

■楽園の行者にんにく畑

 

■楽園のいろはもみじのシンボルツリーと紅葉

  

■鈴木寿幸さんが参加した「森の感謝祭 東日本復興支援 たかとり2015」(2015.1030-11.1)

 今日のブログは、青根温泉街道国道457号線沿いにある、“みやぎ蔵王「森の楽園」”について書き込みたいと思います。

 “みやぎ蔵王「森の楽園」”は、蔵王エコーライン入口の大鳥居を左手に、蔵王ロイヤルホテルを右手に見える交差点を直進すると左右に別荘地を見ることができます。そこから3分ほど車を走らせると左手に、行者にんにくと書いた青いノボリの旗と「森の楽園」と記した大きな石が見えます。そこが目的の“みやぎ蔵王「森の楽園」”です。

 “みやぎ蔵王「森の楽園」”に到着する手前の右手には、蔵王町のイメージキャラクターの「蔵王様」がのぼりの旗を持って出迎えてくれます。ちょっとした休憩所になっていてチェンソーアートの彫刻が旅の疲れを癒してくれます。この彫刻は、“みやぎ蔵王「森の楽園」”のオーナーのご子息が作成したものです。

 “みやぎ蔵王「森の楽園」”について少し触れてみますと、オーナーの名前は鈴木新也さんと言います。鈴木さんは、今から27年前、山形県に住んでいた時にドライブで蔵王高原に立ち寄った際、自然の美しさに魅せられて永住することを決意し、即、別荘地を購入し移り住んだという即決即断、実行力のある方です。

 鈴木さんは、不動産関係の仕事をする傍ら、趣味の油絵を描いては展覧会に出展し入賞するなど輝かしい成績を残されていました。趣味の油絵から10数年前に約6000坪の原野を開墾する仕事に取り組み、現在、息子の鈴木寿幸さんに運営を任せていますが、奥さんとともに広大な素晴らしい楽園を築き上げられました。また、大河原土木事務所のスマイルロードサポーターとして認定され、活動を通して蔵王の自然と景観を守っていきたいと青根温泉街道筋の道路の清掃活動を定期的にするなどボランティア活動にも力をいれていまた。

 開墾した楽園は、行者にんにくを中心に約60種類のきのこや山菜を栽培し、園内には、オーナーのご子息が作成したチェンソーアートの彫刻が訪れた人の目を楽しませてくれます。

 園内の紅葉は、見ごろを迎えていましたが、10数メートルのいろはもみじのシンボルツリーは、11月中旬頃が見ごろということでした。朝陽に照らされたもみじの木は一際輝いて見ることができます。紅葉の見学はタイミングが必要ですが、一度、赤く燃える紅葉を見てみたいと思っています。

 私が楽園のオーナーと知り合ったのは、今から4年前でした。その後、私と家内は、蔵王高原の大自然に癒され何度となく楽園を訪れて楽しんでいました。東京に住んでいる孫たちが我が家へ遊びに来た時にも寄らせていただき、大根や里いも掘りを経験させていただくなど楽園で思いっきり遊んでは楽しい思い出を作っていました。

 鈴木新也さんのご子息鈴木寿幸さんをご紹介しますと、鈴木寿幸さんは、宮城県防災指導員・仙台市消防局青葉消防団地域地震防災アドバイザーで、東日本大震災時には被災地現場にいち早くかけつけ救助活動をされ、当時、毎日のように石巻へかけつけ、楽園の重機、資材を投入し復旧・復興のボランティア活動に取り組んでいました。現在も石巻・女川・雄勝へ出かけてはボランティア活動を継続して取り組んでいます。そのバイタリティーは称賛に値するもので、中々、出来ることではないと尊敬し心強く思っています。

 鈴木寿幸さんはチェンソーアートの作家として広く知られ、10月30日から11月1日の3日間、滋賀県多賀町「高取山ふれあい公園」で開催された全日本チェンソーアート協会高取チェンソーCLBU主催の「森の感謝祭 東日本復興支援 たかとり2015」に参加し、チェンソーアートの腕を奮ってきました。

 この「森の感謝祭」は、東日本大震災が発生した2011年以後、鈴木寿幸さんが私財を投じて被災地へ支援活動をしていることをバックアップするため、毎年、この時期に開催していました。

 鈴木寿幸さんは、ボランティア活動をする理念として、「人は人でしか助けられない」、「今日必要としている方に明日行っても意味がない」という思いを掲げ、私財をかけて被災地の最前線でボランティア活動をされていますが、「森の感謝祭」の皆さんは、この鈴木寿幸さんへ賛同し暖かい手を差し伸べるなどこれからも継続して支援活動に取り組んでいくとありました。鈴木さんは、「森の感謝祭」に参加される方々のバックアップがあってこそ、被災地でボランティア活動を継続して取り組むことができるのではと思うと、素晴らしい取り組みと団結力ではないかと改めて思いました。

 鈴木寿幸さんは、3日間行われた感謝祭の大会にフルに出場し、今年は、主催の高取チェンソーCLBUからボランティア活動の支援金として目録が贈呈され、昨年の大会では、全日本チェンソーアート協会賞を受賞するなど輝かしい成績を残されていました。

 「森の楽園」に行くと園内のいたるところに鈴木寿幸さんが作成した彫刻が置かれ、楽園の大自然と良く調和して素晴らしい空間を作っています。園内には彫刻の展示コーナーもあり思う存分鑑賞することができます。

 今まで楽園の四季に魅せられ、度々、訪れていましたが、今年の2月から始めたオカリナの練習を楽園の大自然の中で吹いてみたいと思っています。

 楽園は、これから冬の季節を迎えて冬ごもりの時期に入りますが、来年の春、若葉萌える園内でオカリナが吹けるように少し腕を磨きたいと思いました。そんなことを考えていると、来年の楽しみが一つ増え、勇気と元気を貰ったような気がしました。

■鈴木寿幸さんが参加した「森の感謝祭 東日本復興支援 たかとり2015」はネットで見ることができます。

「高取チェンソーCLUB公式サイト:http://www.takatori.cc/