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青い空が大好きな゛bluesky531゛の徒然日記

日常の出来事を日記風に徒然なるままに書いています。

光の芸術 『和野由美 ステンドグラス展』

2015-03-20 07:05:08 | アート
■『和野由美 ステンドグラス展』DM
 

■『和野由美 ステンドグラス展』カフェ&ギャラリー ガレ 


■『和野由美 ステンドグラス展』
 

 

 

■喫茶『マンボ』のステンドグラス(宮城県気仙沼市)
 

3月12日、仙台市青葉区立町のカフェ&ギャラリー ガレで開催されていた『和野由美 ステンドグラス展』に行ってきました。
一昨年は晩水画廊で個展を、昨年は同じく晩水画廊で切り絵作家とのジョイントによる二人展を開催し、今回で連続3回目の個展になっていました。

私自身、ステンドグラス展を鑑賞することになったのが一昨年からでした。
ダンス仲間の娘さんがステンドグラス作家としてご活躍をされていることを知り、手作り工芸について興味があったことから行ったのがきっかけでした。

和野由美氏は、宮城学院大学・日本デザイナー学院を卒業し、1999年工房エノト 榎本悦氏に師事、その後、ima展(国際現代美術家協会)、SNBA展(パリ)、河北工芸展などで数多くの入賞・入選・特別賞を授与されるなど日本国内はもとより世界にも広く出展するなどご活躍されているステンドグラス作家でした。更に、カトリック教会、寺院、幼稚園、喫茶店、自治体の公共施設などにもステンドグラスを納品するなどステンドグラスの魅力を幅広く提供されている作家でもありました。

昨年の4月、気仙沼市にある喫茶「マンボ」が新装開店をした機にステンドグラスを納品したという話を聞いて観に行ったことがありました。
気仙沼は、私が社会人として第一歩を踏んだ第二の故郷で、喫茶「マンボ」は、会社の同僚と一緒に夜遅くまで人生を語り合った場所でもありました。
新装開店された「マンボ」は店内もステンドグラスやガラス工芸のライトアップで明るい雰囲気を漂わせていましたが、昔は、間接照明で薄暗く独特の雰囲気を漂わせていたような気がしました。
和野由美氏が納品されたアーチ型のステンドグラス2点は独特の雰囲気を醸し出して異空間にいるような気がしました。

ステンドグラスは何と言っても“光の芸術”そのもので、ライトの作られた光も感動的ですが、柔らかな太陽光に映し出されるステンドグラスは言葉も出ないほどに美しさを醸し出してくれるような気がしています。

今回の展示会は、SNBA展特別賞の作品やランプ、コースターなどオリジナルの作品で即売もしていました。

和野由美氏によると今年の個展は圧倒的にグリーンが人気なそうでした。
3月になって雪がちらつく寒さに、新緑の季節を待ちわびているのかなと話していました。

和野由美ステンドグラス展は、3月14日で2週間にわたる個展が終わっていますが、是非、次の個展にも行って観賞してみたいと思っています。