ヤマギシズム・ルネッサンス

現代のヤマギシズムがかかえる問題を多方面から考えていきたい。

2008-02-27 18:07:23 | Weblog
 ヤマギシが、三重県伊賀市伊賀町の通称"春日山"に「中央試験場」を作ったとき、京都と和歌山の、農業に従事していた出身者が比較的多かったようです。
 ある意味では、30数年前の「クーデター」は、このことも大きく影響している可能性があります。
 地縁血縁は意識の底の底に流れ、「無所有」やら「零位」を声高に標榜するヤマギシでは、水面に浮いきにくく、それは無意識の大きな流れとして脈々と続いています。そして所々に大きな澱みを作ります。
 日々の生活の中で、時折り沈殿物が浮いてくる時があり、日本の農村が醸してきた臭いが漂ってきます。たぶん当人達は気が付きません。
 これは、彼らの言う「Z革命」にとって、絶望の臭いです。


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