ヤマギシズム・ルネッサンス

現代のヤマギシズムがかかえる問題を多方面から考えていきたい。

研鑽会2

2010-07-01 16:48:04 | Weblog
島田裕己著「無欲のすすめ」のなかで、かっての村の”寄り合い”とヤマギシの”研鑽会”が、多数決に依らない”全員一致”という理想的な決議形態だと持上げています。
これは皮相的にすぎます。
「かっての村」(ヤマギシの村)のように限定された閉鎖空間では、異質なものの存在は集団の命取りになりかねません。
そのため”全員一致”までには”根回し・説得・脅し・賺し・囲い込み・等々”なんでもありだったはずです。
また発言の重さもいろいろでしょう、最後は長老の一言だったりして。
また最後の切り札は”村八分”でしょう。
そこまで含んで”寄り合い”と”研鑽会”の相似を言っているのでしたら、島田さんごめんなさい。


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