ヤマギシズム・ルネッサンス

現代のヤマギシズムがかかえる問題を多方面から考えていきたい。

まかし、まかされる

2011-06-20 14:56:50 | Weblog
ヤマギシのスローガンのひとつに「まかし合いの社会」というのがあるみたいです。
乱暴な例えで言うと、野菜ひとつにしても、それを生産するひとに”まかし”ており、また衣服も同じようにそれぞれ生産するひとに”まかし”ている。
そして今自分のしている仕事は、他の人に”まかされ”ている。
つまり”まかし、まかされる”関係が社会的”事実”で、その事実に基づいて生きるのが”ほんとう”ではなかろうかと言ったことでしょうか。
(ヤマギシが立ち上がるどこかの段階で行われた”研鑽会”で出てきた話しでしょう。)
研鑽学校での研鑽テーマとしてもとり上げられていた気がします。
”まかし、まかされる”の中身は別の機会に考えるとして、「人に”まかし”きれないのは我執が強いから」と言う定式はどうもイタダケません。
異議を申す人、さらには疑問を感じる人等々は皆この中に放り込まれてしまいます。
ヤマギシの中のもうひとつのスローガン「ハイ・ハイ実践」(今もあるのかな)にも、つながってきます。
どうも、すでに教条化してしまった感のあるいくつもの”言葉”を一度解体し、閉ざされた”言葉”を開かれたものにしないと、ヤマギシの再生は望めない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(いらぬお節介でした)


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