ほんとうは

ヤマギシでは、参画者それぞれが自分のしたい仕事をしています。
まったく理想的な社会を実現していることになります。
そこで”したい仕事”を分析してみると、”したくない仕事”というのは無いのが"ほんとう”ではなかろうかと言うところからきています。
つまりはどんな仕事であれ、全部”したい仕事”なわけです。
種を明かすと、なにかを"したくない”という事は自分のなかに執着する部分があるからで、それを”我執”といい、ヤマギシの標榜する「無我執人」に反するわけです。
”したくない”などと言ったときには「我抜き」と称した”つるしあげ”が頻繁に行われた時期がありましたが！（”つるしあげ”の先頭にたっていた人達はいまなにをしているのでしょううね）
要領のいい輩は、人より先に自分の好きな仕事を提案し、したい仕事をすることになり。要領のわるい輩は、日々”我執”と格闘して、表情の乏しい顔立ちになります。
理想社会の現実は甘くないことを認識する次第です。