ヤマギシズム・ルネッサンス

現代のヤマギシズムがかかえる問題を多方面から考えていきたい。

「研鑽」

2012-03-21 08:42:31 | Weblog
昨日、奇しくも彼岸の中日に、親しい先輩が82年の生涯を閉じた。
彼は、三重県伊賀の春日山にヤマギシズムの拠点を設立した頃からのメンバーで、いわゆる「クーデター」のおり、「バス」に乗ることを拒否され、春日山を去った。
長い間、春日山の財務に深く関わり、「山岸会事件」後の困難な時期を乗り切る等、春日山の事情に通じており、「クーデター」に冷静に対応していた彼は、「クーデター」推進派にとって、眼の上の瘤だったようである。
当時の春日山の人事係との「研鑽」の末、関西の地方都市に居を移し、もともと身体に障害を持つ彼は、果敢に新たな困難へ立ち向かい、そして昨日静かに退いた。
彼は「研鑽」の結果の「公意行」として、その人生を引き受けた。
だが、誰かを排除するような「研鑽」が成り立つのであろうか?
「反省なし」のヤマギシに、それを言ってもせんかたないこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・3月21日通夜、22日葬式・・・・・・・・・・・・・・・・・