ヤマギシズム・ルネッサンス

現代のヤマギシズムがかかえる問題を多方面から考えていきたい。

邂逅

2007-11-28 15:15:19 | Weblog
三重県伊賀市に在る春日山が、「実顕地」になる前の中央試験場の頃のこと。
東京工大を卒業して「参画」した男が居ました、23歳くらいだったかな。
ひょろりとした体格に、ゴム長靴をパカパカ鳴らして歩き。鶏飼をしながらミミズの養殖にのめり込んでいました。
広口壜に入った土を自慢げに見せながら「どうだ、立派な卵だろう」などと言われても、どれが卵か見分けなどつかなかった。
その彼が突然「豊里実顕地」に移籍し、朝早くから夜遅くまで鶏舎で働いている噂を聞いて間もなく、中央試験場は「春日山実顕地」に変わりました。
30数年間の心の遍歴を、一度じっくり聞かせてほしいと思うこの頃。
彼はいまだに「実顕地」居ると、風に乗って聞こえてきたので。

立ち去った人々

2007-11-21 16:29:24 | Weblog
ヤマギシ会が発足してから今日までに、何万人の人たちが「特別講習研鑽会」に参加したのでしょう。
またその中の何万人が「研鑽学校」参加し、何千人が「実顕地」に参画したのでしょう。
たぶんそのうちの半数以上は「実顕地」から去って行ったのではと推測されます。
「実顕地」に残された人たちは、自分達が去って行った人々に、見捨てられたなどとは毛頭も思わないでしょう。
ヤマギシが克服すべき一切の問題はここに在ります。
彼らにとって問題にすらならないことが、最大の問題なのでしょう。

不立文字

2007-11-14 17:10:52 | Weblog
幸福会ヤマギシ会のHPを観ると、いろいろなことが書かれています。
その真意を別にすると、「ああ!こんなことを主張しているのか」と思ってしまいます。
そうなんです、世の中に星の数ほどある”主張”の一つなのです。
「いえいえ、うちはそんじょそこらのものとは違います。」と、皆さん言います。
佐川君等が頑張って書けば書くほど、ちょと変わった集団と言った程度に落ち着くのでは。