ヤマギシズム・ルネッサンス

現代のヤマギシズムがかかえる問題を多方面から考えていきたい。

幸福

2008-01-29 16:06:03 | Weblog
山岸会が「幸福会ヤマギシ会」の名称になって久しい。
「幸福」の考え方は”千人千とおり”の極めてあいまいで、どちらかと言うと雰囲気的な概念でしょう。
「幸福」を目指してとか、「幸福」に生きる為にとか言っているうちは、現在は幸福ではないことの表明ではないでしょうか。
「争いのない社会」などと言っても、「争い」も「社会」も、これが「争い」です、これが「社会」ですと、見せてやるのは難しいでしょう。せいぜいが四角く切り取られた、テレビの中の平べったい「争い」や「社会」だったりします。
と言うことからすると、外目には「争いのない実顕地」や「争いのない幸福会ヤマギシ会」は、真っ平らに平べったかったりして。

不立文字2

2008-01-09 08:58:50 | Weblog
ヤマギシが「無所有」を標榜していることは周知のことでしょう。
彼等は「何か」を主張することによって、自己矛盾が生じるのを自覚しているのだろうか?
「無所有」と言う考え方を「所有」しているのでは?
あるいは、無意識の「無所有」信仰か?
「ほんとう」の生き方をしていると言う錯覚の「自己催眠」か?
いずれにしても、あの大きな看板に何も感じないうちは・・・・・・・・