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我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

同級生の死んだ日に

2022-07-31 18:25:24 | 友人、知人及び同級生

2021/11/23

朝 同級生ゴンちゃんから電話が来た、

故郷に住む同級生のY君が

亡くなったという、

そこで在京同級生の連名で弔電を打つので

承知しておけと言う内容、

ゴンちゃんの話によると

Y君は2年前から肝臓を患って

入退院を繰り返していたらしい、

数年前に奥方を亡くし

一人暮らしとなって寂しさを酒で

紛らわしていたと人は言う、

近所には他に一人暮らしの同級生もいて

親しく行き来はしていたらしいが

それでも一人暮らしの憂いを完全には

振り払えなかったのであろう、

人が集まれば人一倍場を賑わしてくれた

Y君だけに

想像以上に寂しがりやだった

のかもしれない、

なんとも切ない話である、

Y君の冥福を祈るばかりだ。


とは言いながら

この日私にはカラオケの集まりが

予定されていた、

最寄りのカラオケ店コートダジュールで

11時に10人ほどが集まってのカラオケ、

私はもっぱら機械の操作係、

メンバーが70代、80代の

お婆さんたちとなれば

それは必然、

歌う曲名を彼女たちから聞いて

操作器に入力するのが役割だ、

そこで“何を歌う?”と聞きに行くと

最初の内は“あとでいい”などと

控えめな返事をする、

一曲歌って

拍手とお世辞のひとつも

貰おうものなら

今度は抑えが効かなくなり

順番も待ちきれず

次から次へと

あれを入れてこれを入れてと

要求してくる、

これも高齢者の特性なのかもと思いつつ

抑えたりなだめたり、

年齢的には自分とは7,8歳程度の

違いに過ぎないが

明らかに幼児帰りしている、

そんな姿も己の行く末と思えば

いとおしささえ感じてしまう、

そんな中で自分も5曲ほど

歌って楽しい3時間は

たちまちのうちに過ぎた。

歌った曲目

① みだれ髪  (美空ひばり)

② お袋さん  (森進一)

③ 矢切の渡し (細川たかし)

④ 長良川艶歌  (五木ひろし)

⑤ 雨音    (まつざき幸介)


同級生の死と言う寂しい出来事を

受け入れつつ

今日も何事もなかったかのように

一日を過ごした。
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