我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

紫苑(シオン)

2022-10-13 09:28:06 | 日記

プランターにシオンの花が咲いている、

咲いてもう20日ほどが経つ、

今では紫色も薄れて思慕萎(しぼなえ)かげん、

昨年までは地植えだったが丈が2メートル程にもなって

見上げる様だったのでプランターに植えかえた、

鑑賞するには程よい高さになっていい塩梅、

シオンで思い出すことが有る、

昨年だったか田舎に住む同級生が

「紫苑」と題する合同歌集を送ってくれた、

自身の歌も掲載された歌集のようだ、

深い付き合いのある同級生ではないのだが

俳句で交流のあるヒデさんの進言だとか、

私が短歌を多少勉強をしたことが有るのを知って

薦めたらしい、

受け取ったお礼の返信は早々にしたが

内容の感想は未だに送っていない、

気になっているが何故だか送れない、

歌集の内容は中津市近郊に住む

中高年女性総勢21名

それぞれが50首の作品を収めた

総数1050首に及ぶ壮大な歌集なのである、

どこから手を付けていいか考えあぐねている内に

1年以上が過ぎ去った、

送ってくれたMさんには

申し訳ない気持ちでいっぱいだ、

作品を選べないので全体の感想を記してみた、

作品の評価を超えて感じることは

70歳代、80歳代、中には90才を超えても

歌を詠むそのやる気には

敬意以外の感想は思い浮かばない、

しかも辺境の耶馬渓に住む人もいるようで

顔合わせさえ難儀な事を考えれば

尚更である、

末永く歌詠みを楽しんでほしいと願うばかりだ。

 

歌集の中から

❝われの看取りに帰省せし子は

   晴耕雨読時にはゴルフたまに居酒屋❞

 


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