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我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

姨捨山(?)カラオケ教室

2023-10-17 04:50:00 | 老いの暮し

     リコリス(園芸用に品種改良された彼岸花)

 

カラオケ教室に参加した、

参加者は6名だけで

少々さびしい、

元々は20数名の大教室であった、

指導者もいて町内でも有数の存在感を誇っていた、

それが次々に姿を消して

現在は8名だけになってしまった、

内訳は女:6人、男:2人、

年齢構成は女性が88歳を筆頭に

83才が3人、

80歳1人と79才1人、

男性は85才のNさんと

80歳の私だけ、

Nさんは体調不良で休みがち、

だから実質参加する男は私だけ、

その私は教室運営に欠かせない

音響機材の操作係、

おババたちには大変有難がられている、

だから休むに休めない、

時々何かしらの貢物(?)が届く、

わが人生でこれほど女にもてた時期はない、

この集まり一応はカラオケ教室ではあるが

おしゃべり教室の役割も兼ねている、

それを咎めるものは私しかいない、

だが彼女らにとってはおしゃべりも

重要な集う目的のひとつであることは心得ている、

88才のお局様は18年間婦人会長を

務めただけあって雄弁で意気軒高、

しゃべり始めたらなかなか止まらない、

それでも人の悪口は言わない、

人への感謝の言葉は忘れないので

憎めない、

この日の最後に

私への「母の鞄」のリクエストが有った、

彼女らの心憎い配慮なのである

そんなことも含めてわがカラオケ教室は

健康維持の一助とばかりに

変わることなく続いている。