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日産:中国で来春EV 最大市場でアピール

2010年04月16日 | ニュース一般
日産:中国で来春EV 最大市場でアピール

 日産自動車は15日、年末から日米欧で発売する電気自動車(EV)「リーフ」を、11年春にも中国市場に投入する方針を明らかにした。日産は、世界でのリーフ拡販をてこに「次世代環境車市場のリーダーになる」(カルロス・ゴーン社長)考えで、世界最大の自動車市場に成長した中国でも発売で先行し、技術力の高さをアピールすることを目指す。

 日産の渡部英朗執行役員(EV担当)が同日、毎日新聞のインタビューに答えた。渡部氏は「中国市場は潜在的な需要が大きい。深刻化する排出ガス問題に対応するため、政府もEV普及に積極的だ」と語った。

 日産は、リーフの生産を今秋、追浜工場(神奈川県横須賀市)で始める。10年度は約4カ月間で6000台を国内販売する目標を掲げている。

 渡部氏は同年度の米国販売の目標を「4000台規模」とし、10年度は日米欧で計1万台超の販売を見込んでいることを明らかにした。EV発売では三菱自動車(昨年7月)が先行したが、日産は発売初年度から、三菱自の10年度販売計画(9000台)を上回る意欲的な計画を打ち出し、一気に主導権を握る算段だ。

 また、リーフに続くEVとして、小型商用車や、海外で展開する高級車ブランド「インフィニティ」などでEVの展開を検討する方針も示した。ただしガソリン車に比べて価格が高いEVの普及には、各国政府などによる優遇策などの協力が不可欠。各国との連携を強化しつつ、地域のニーズに即したEVを投入し、値ごろ感のある価格設定につなげたい考えだ。【宮崎泰宏】

2010年4月16日 毎日新聞


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