【時事(爺)放論】岳道茶房

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小沢元代表 政倫審への出席拒否

2010年11月04日 | ニュース政治
民主党:小沢元代表 ネットで政倫審への出席拒否を表明

 民主党の小沢一郎元代表は3日、東京都内でインターネット番組の公開生中継に出演し、自らの国会招致について「裁判所の手続きに入っている。三権分立の立場からすれば、司法で取り上げているものを、立法府が議論するというのは妥当ではないし、必要もない」と述べ、政治倫理審査会(政倫審)への出席などに応じない考えを表明した。

 岡田克也幹事長は小沢氏との会談を要請しているが「岡田幹事長からは直接(自分への要請)はない。(岡田氏の)秘書からうちの秘書に対して国会招致の話だと聞いた。司法と立法との関係で妥当ではないと返事をした」と説明。そのうえで「国会として、党として、基本的な考え方をどう考えるかで、岡田君と僕で個人的に出ろ、出ないという話をすることではない。政倫審に出るべきだという議論を前提に話すということであれば違うのではないか」と述べ、今後も会談には応じない考えを示した。一方で「僕自身が(菅直人)首相と話をすることもやぶさかではない」とも述べた。

 岡田氏は2日の与野党の幹事長・書記局長会談で、国会招致について「幹事長の責任で今国会の実現に努力する」と表明しており、小沢氏の拒否で厳しい立場に追い込まれるのは必至だ。

 また小沢氏は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に関して「私は基本的に自由貿易論者で、自由貿易によって一番利益を得るのは日本だ。ただ、国内のセーフティーネットをきちんとしないうちに、全部オープンにしたらごちゃごちゃになってしまう」と述べ、参加を目指す政府側をけん制した。尖閣諸島問題については「私が政府の責任者なら船長を釈放しない」と政府の対応を批判した。

 一方、党幹部は3日夜、「番組に出るぐらいなら岡田氏に会うべきだ。このままでは処分も考えなければならなくなる。再度、会談を要請したい」と不快感を示した。【葛西大博】

2010年11月3日 毎日新聞


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