「ヤード」に一斉立ち入り 外国人犯罪拠点の疑い
「ヤード」と呼ばれる郊外の自動車解体作業場の多くが、盗難車ビジネスなど外国人犯罪の拠点となっている疑いがあるとして、警察当局などは22日、古物営業法などに基づく立ち入り検査と、盗品等有償譲り受け容疑などでの家宅捜索を全国で一斉に始めた。
立ち入りは約440カ所、捜索は宮城、埼玉、神奈川、新潟、警視庁、愛知、岐阜、三重、大阪、兵庫、福岡の11都府県警による計15カ所。
外国人犯罪対策を目的に都道府県警が一斉に立ち入りや捜索を実施するのは異例。11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合を前にしたテロ対策も念頭に、実態解明を急ぐ。
ヤードをめぐっては、盗難車の解体・密輸出拠点のほか、不法滞在者の隠れ家となったり、偽造外国人登録証や手りゅう弾を隠していたケースもあり、「テロリストの潜伏先となる可能性がある」(捜査関係者)とも指摘されていた。
神奈川県小田原市などのヤードでは、県警が入管難民法に基づき立ち入り調査などをし、同法違反容疑でガーナ人の男(46)とイラン人の男(31)を逮捕した。
2010/06/22 12:57 共同通信
「ヤード」と呼ばれる郊外の自動車解体作業場の多くが、盗難車ビジネスなど外国人犯罪の拠点となっている疑いがあるとして、警察当局などは22日、古物営業法などに基づく立ち入り検査と、盗品等有償譲り受け容疑などでの家宅捜索を全国で一斉に始めた。
立ち入りは約440カ所、捜索は宮城、埼玉、神奈川、新潟、警視庁、愛知、岐阜、三重、大阪、兵庫、福岡の11都府県警による計15カ所。
外国人犯罪対策を目的に都道府県警が一斉に立ち入りや捜索を実施するのは異例。11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合を前にしたテロ対策も念頭に、実態解明を急ぐ。
ヤードをめぐっては、盗難車の解体・密輸出拠点のほか、不法滞在者の隠れ家となったり、偽造外国人登録証や手りゅう弾を隠していたケースもあり、「テロリストの潜伏先となる可能性がある」(捜査関係者)とも指摘されていた。
神奈川県小田原市などのヤードでは、県警が入管難民法に基づき立ち入り調査などをし、同法違反容疑でガーナ人の男(46)とイラン人の男(31)を逮捕した。
2010/06/22 12:57 共同通信