【時事(爺)放論】岳道茶房

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北朝鮮惨敗…アジア出場枠削減も

2010年06月22日 | ニュース一般
北朝鮮惨敗、アジア勢苦戦で出場枠削減も

 北朝鮮がポルトガルに大量7点を奪われる惨敗を喫した。
今大会で4点以上を失ったのは、いずれもアジア連盟の代表(21日現在)。アジアの出場枠「4・5」を守るためにも、奮起が望まれる。

 健闘する日本を除くアジア勢3チームは今大会で大敗の苦さを味わった。北朝鮮は得点を奪おうと攻めに出たことで守備のバランスが崩れ、26本ものシュートを浴びた。キム・ジョンフン監督は「最初の失点後、バランスを失い、パニックに陥り始めた」。終盤は緊張の糸が切れてしまったようで、致命的なミスを繰り返した。国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランクでアジア最高20位の豪州は、ダイナミックなドイツの攻めに対応できず、0―4の完敗。韓国もアルゼンチンに4度にわたってゴールを破られた。

 W杯のアジア枠は、出場国が24から32に増えた1998年フランス大会で、「2」から「3・5」に拡大した。2002年日韓大会は、出場国枠の日本と韓国を含めて「4・5」となり、この大会での日韓両国の躍進によって06年ドイツ大会も据え置かれた。

 しかし、そのドイツ大会でアジア勢は全4チームがグループリーグで敗退した(16強の豪州は当時、オセアニア連盟所属)。FIFAのブラッター会長は今後の出場枠について、たびたび「南アフリカでの結果による」と発言している。アジアの実力が劣るという印象を与える戦いは避け、できれば2チーム以上のベスト16入りが望まれる。(大塚貴司)

2010年6月22日 読売新聞


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