クリード チャンプを継ぐ男 監督/ライアン・クーグラー

【出演】
　マイケル・Ｂ・ジョーダン
　シルベスター・スタローン
　テッサ・トンプソン

【ストーリー】
ボクシングのヘビー級チャンピオンであったアポロ・クリードの息子、アドニス・ジョンソン。さまざまな伝説を残したアポロだが、彼が亡くなった後に生まれたためにアドニスはそうした偉業を知らない上に、父との思い出もなかった。それでもアドニスには、アポロから受け継いだボクシングの才能があった。そして父のライバルで親友だったロッキーを訪ねてトレーナーになってほしいと申し出る。

【西京極の評価】
ロッキー物語をアポロの息子に継承させようという着眼点は良かった。僕の様な『ロッキー』ファンは観に行きたくなる。スタローンが脇役に回った事で逆に彼の存在感が増した。それと反比例して主役のマイケルの存在感が薄れてしまった感アリ。結局スタローンの映画になってしまった。演技の巧い下手ではなく、これが持って生まれたスター性ってもんなのでしょう。ロッキーにとってアポロがそうだった様に、アドニスにも良きライバルが現れたらもっとドラマが盛り上がるのかもしれません。今回のコンランはバカ過ぎ。

【総合評価】　☆☆☆★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆★★
　演出/演技　☆☆☆☆★
　映像　　　　☆☆☆★★
　音楽/音響　☆☆☆★★