プリンス ビューティフル・ストレンジ 監督/ダニエル・ドール＆エリック・ウィーガンド

【出演】
　チャカ・カーン
　チャックD
　ビリー・ギボンズ

【ナレーション】
　キース・デビッド

【ストーリー】
2016年4月21日に57歳で急逝した孤高の天才ミュージシャン・プリンスの真実に迫ったドキュメンタリー。1958年にミネソタ州ミネアポリスで生まれ、住民のほとんどが白人という環境下で多感な青春時代を過ごしたプリンス。1980年代の自伝的映画「パープル・レイン」とそのサントラのメガヒットで世界的スターとなった彼は、その生涯にわたってロック・ポップス界の頂点に君臨し続けた。地元ミネアポリスのブラックコミュニティ「ザ・ウェイ」での音楽的な原体験や、恩師・家族が語る幼少期のエピソード、さらにプリンスを敬愛するミュージシャンらのインタビューも交えながら、その真実を浮き彫りにしていく。

【西京極の評価】
プリンスの楽曲やライブ映像、本人のインタビューなどを堪能できると期待したけれど、本作内にほとんど使われておらず完全な肩透かし。それもそのはずプリンス本人の権利を管理しているプリンス財団からの支援は受けないで製作されたドキュメンタリーとの事。ただ、プリンスが如何にミネアポリスという街とそこに住む人々を愛していたかは、良く理解出来ました。でもやっぱり…プリンス本人の歌声やパフォーマンス映像が観たかったな～。

【総合評価】　☆☆★★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆★★★★
　演出/演技　☆☆★★★
　映像　　　　☆☆★★★
　音楽/音響　☆☆☆★★