西京極 紫の館

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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(日本語吹替版) 監督/MTJJ

2020年11月26日 22時57分17秒 | 西京極シネマ
【声の出演】
 花澤 香菜(シャオヘイ)
 宮野 真守(ムゲン)
 櫻井 孝宏(フーシー)

【ストーリー】
この世には妖精が実在し、彼らの中には人間の格好をして社会に溶け込んでいるものもいれば、山の奥で隠れて暮らすものもいた。森で楽しい日々送っていた猫の妖精・小黒(シャオヘイ)は、人間たちによって森が切り開かれてしまったことから、暮らす場所を探して放浪する。その旅の途中で妖精のフーシー(風息)、人間のムゲン(無限)と出会ったシャオヘイは、彼らとの交流を通じてさまざまなことを学び、成長していく。

【西京極の評価】
豪華な声優陣が日本語吹き替えを担当して話題の中国製アニメ、観てきました。お話はいたってシンプル。演出のそこかしこに日本のアニメへのリスペクトも垣間見えました。ただ…この映画を海外へ輸出するにあたり(いや、それ以前に脚本がOKになった段階で)中国共産党のお墨付きを得ている事を鑑みると、観ていてどこか居心地の悪さを感じなくもありません。ムゲンがシャオヘイを誘う“館(やかた)”という組織の正体が何なのか?シャオヘイを最初に懐柔したフーシーは何者なのか?そもそもシャオヘイという存在は何なのか?そこに何らかのプロパガンダを感じずにはいられなかった。こんな穿った見方をしてしまう僕が変なのかもしれませんが、どうしても素直に楽しめなかったというのが正直な感想です。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆☆★★
 映像/特撮 ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆★★★

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