クリード 炎の宿敵 監督/スティーブン・ケープル・Jr.

【出演】
　マイケル・B・ジョーダン
　シルヴェスター・スタローン
　テッサ・トンプソン
　ドルフ・ラングレン
　フロリアン・ムンテアヌ　
　　
【ストーリー】
ロッキーの指導を受け、ついに世界チャンピオンになったアドニスに、リングで父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子ヴィクターが挑戦状をたたきつける。ロッキーの反対を押し切り、父のリベンジを誓い試合に臨んだアドニスは、ヴィクターの反則行為によって勝利する。しかしアドニスは、ボクサーとしてその結果に納得できなかった。

【西京極の評価】
ロッキーシリーズの中ではイマイチ評価が微妙な『ロッキー４』。その原因がラストのロッキーがロシアでドラゴを倒した後の取ってつけた様なクサいアジテーションな訳ですが、今作はその不満点がしっかり修正されています。「リングに上がる理由は相手への憎しみではない。自分のプライドの為だ」という事。それからスタローンから思いっきり慰謝料ふんだくって別れた元嫁ブリジット・ニールセンが今回もクソみたいなドラゴの元嫁役で出てきます。これって脚本に関わったスタローンの復讐なんじゃないかな？（苦笑）

【総合評価】　☆☆☆★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆☆☆★
　演出/演技　☆☆☆☆★
　映像　　　　☆☆☆★★
　音楽/音響　☆☆☆★★