西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

希望と不安はワンセット

2018年12月31日 16時39分25秒 | サンガ雑記
昨夜はサンガサポーター連合会主催のサポーター忘年会でした。
会場は昨年と同じだけど店名だけが変わった三条木屋町の巻き野菜BAL eleven。
参加しているサポーターの顔ぶれもほぼ変わらず。

昨年はホンマに面白くなくて終始不機嫌でしたが、
今年は楽しかった
会場内の雰囲気も和気藹々としていた。

なぜだろう?

今年のサンガはJ3降格まで考えなければならないほど酷かった。
シーズン終了しての成績も昨年の12位を下回るクラブ史上最低の19位フィニッシュ。
あるサポーターから「降格しなかったからホッとしてるからじゃない?」とか言われたが、
降格回避なんて何のプラスでもないし、喜べる話でもない。

ではなぜか?

きっと“希望”が感じられたからだ。
停滞感と不信感の漂っていたフロントが刷新された。
初のJクラブ指揮ではあるが新監督も決まった。
悠人は去ったが、ミヤが、安藤が帰って来てくれた。
ほぼ現有戦力も残ってくれた。
それらが「もしかしたら…」という希望をサポに抱かせてくれたからだと思う。

思えば去年の忘年会には前社長がアノ成績にもかかわらず
監督も運営体制も変えずヘラヘラと「来年はやります」とか宣いつつ、
サポのご機嫌をモノで取っているような感じだった。
それが本当に不快だった。

今年は新しく就任した伊藤社長や細ッソン(細川)、丸サン(石丸じゃなくて丸山さん)、
JFL時代サポ出身でスタッフ入りした松永クンなどが出席してくれたが、
変にサポに媚びを売るでもなく、「たのんまっせ、ホンマ」という感じで気楽に話せた。

僕個人からは
「来年は成績うんぬんも大事だけど、
 ここ数年で感じてきていた選手スタッフとサポーターの距離を
 出来るだけ近くに寄せて欲しい」

ともお願いしておいた。
選手とサポの心の距離が縮まれば、成績の如何に関わらず一緒に闘おうという気持ちになる。
名前ばかりのスローガンで「団結心」とか唱っても虚しいだけ。

もちろん“希望”は“不安”と共にある。
希望は失望、さらには絶望に繋がる不安を伴う。
だけど去年の今頃感じていた諦めのような気分はない。
だから今年のサポーター忘年会は楽しめた。

イチゾー監督がSNSで色々コウバシイ発言をしてスポーツ紙を賑わしていますが、
嫌味な事を言う奴ばかりがサポじゃないし、京都人でもないですよ。
だから僕らともっと生でコミニュケーションとってくださいね。SNSだけじゃなくて。

来年こそみんなと一緒にもっと笑えるように。
選手と、監督と、スタッフと、僕らサポーターが近づけるように。
“希望”を“確信”あるいは“自信”に変えられますように

ではみなさま良いお年を!

追記:
湯澤洋介選手 契約更新
大晦日土壇場でのリリース。
今年のサンガの縦ポン戦術では中盤の選手ってほとんど機能しなかった感あり。
そういう意味ではこの湯澤クンもアピールする機会が少なかったよね。
それでも契約更改してくれたって事は…来年はブレイクしてくれると思っちゃうヨ。

エスクデロ競飛王選手 蔚山現代FCへの期限付き移籍期間満了
セル、Kリーグからご返却されたけど…サンガ復帰って訳じゃなさそう。
どうすんの?

加藤順大選手 加入
突然のキーパー加入。驚いた。
浦和から大宮…J1経験もあって…34歳って年齢を考えると
3rdキーパーという位置づけじゃないだろうし、どうすんのかな?

望月嶺臣選手 契約更新
シーズン中盤から出番が減って終盤はベンチ入りさえなくなったレオ。
子供さんが生まれて、同時に契約更改。
来年はレオとご家族にとって良い年にしないとね!
おめでとう、レオ!

人気ブログランキングへ

イン・ザ・ミソスープ  村上龍/著  幻冬舎

2018年12月31日 12時20分03秒 | 西京極の本棚
【紹介文】
夜の性風俗ガイドを依頼してきたアメリカ人・フランクの顔は奇妙な肌に包まれていた。その顔は、売春をしていた女子高生が手足と首を切断され歌舞伎町のゴミ処理場に捨てられたという記事をケンジに思い起こさせた。ケンジは胸騒ぎを感じながらフランクと夜の新宿を行く。97年夏、読売新聞連載中より大反響を引き起こした問題作。読売文学賞受賞作。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆☆☆★
  独創性 ☆☆☆☆★
 読み易さ ☆☆☆☆★

【西京極の読後感想】
今年の本ベスト3を〆た後ではありますが、12/29から大晦日までの3日間を描いた作品だけに(年末年始に相応しい内容かと言うと微妙ですが…)年内に読んでレビューしておきたかった。で、その内容は出て来る人間は主人公ケンジを始めほぼ全員クソみたいな人物で、猟奇殺人も起きるのですが、不思議に読後感では不快感よりも寂寥感というか虚無感を受けた。その理由は明らかでサイコキラー・フランクに殺される男女がみな日本人の醜い部分を宿している人達で、ケンジが感じたのと同様に僕の中にも「こんなヤツ殺されても仕方ないな」と思う気持ちがあったから。でも恐ろしいのはそんな“殺されても仕方ないクズな部分”が自分の中にもあって、だから自分も殺されるんじゃないかと気付かされるから。そして自分の住むこの日本がそんなクズが増え続けていて、国も社会もそれを助長している。なのにそんな国でこれからも「殺される」と怯えながら生きなければならない  そんな風に感じてしまったからだ。平成最後の大晦日で…やはり相応しいのか、相応しくなかったのか…

人気ブログランキングへ

My Best Movie & Book 2018

2018年12月30日 16時34分25秒 | 日々の雑感
今年映画館で観た映画と読んだ本のそれぞれベスト3を選んでみました。

まずは映画。
今年僕が観た映画は僕史上最高の82本
いや~良く観ましたね。

☆5つ満点評価は3年連続で4本。
☆4つの佳作が30。
☆3つが36。
☆2つが10でした。
☆1つの最低評価が2つ。

例年より☆3つが若干減った分が☆4に流れた感じ。
あと最低評価の☆1つは『マジンガーZ インフィニティ』と『不能犯』。
どちらも他の人が割と高評価していたので、僕の好みに合わなかっただけかも…

では2018年のベスト3を。

1位 ボヘミアン・ラプソディー  監督/ブライアン・シンガー

もう僕の中では文句なしのベスト1です!劇場で2回観て2回とも泣きましたもん。
クイーンのファンの中には、やれフレディのものまねだとか、
やれライブエイド前にフレディがHIVをメンバーに告白してないだとか、
文句をつける人もいますが、あくまでエンタテイメント映画であってドキュメンタリーではない。
ストーリーを最高に盛り上げる為には必要な改変であり演出であると僕は思ってます
ここまで興収64億の大ヒットで、第3次クイーンブームを巻き起こした訳ですから、
僕が言うまでもありませんね。

2位 万引き家族  監督/是枝裕和

2位はカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した本作。
今年は洋画、邦画共に“擬似家族”をテーマにした映画が大流行りでしたが、
本作はその代表と言えるでしょう。
暗い終わり方をするにも関わらず、なぜか観終わった後嫌な気持ちにならず、
この家族たちの今後の幸せを願いたくなる
…不思議な映画でした。

3位 ヘレディタリー/継承  監督/アリ・アスター

年も押し詰まった辺りでいきなりブッ込んで来たのが本作。
まだ公開中という事もあり、ネタバレ出来ないので詳しい内容は書けませんが、
ここ数年のホラーの中で出色で出来栄えであり、
ホラー史の中でもかなり重要な存在となると思います。
「あ~こうなったらこうしちゃうよな~」とか「これは避けようがないな~」という展開。
やっぱり本当に怖いのは霊だとか超常現象ではなく、人の欲望なんですよね。
これが初監督作とは…アスター監督の次回作もホラーらしいので期待大です。

ちなみに…
次点:シェイプ・オブ・ウォーター  監督/ギレルモ・デル・トロ
昨年度のアカデミー作品賞で、夏頃までは僕の中でベスト1確定していたのですが、
いつの間にやら次点まで順位を下げてしまいました。
でも色々な社会問題を取り上げた素晴らしいモンスター映画だったと評価しています!

現在公開中の『シュガー・ラッシュ/オンライン』は年明けに鑑賞予定なので来年回し。
来年は『ゴジラ キング・オブ・モンスター』に『スター・ウォーズ EP9』もあるので期待してます。


次に小説などの本のベスト3。

今年は『ぼぎわんが、来る』の澤村伊智との出会いが大きかったかな?
あとS.キングも文庫化されたのでいくつか読みました。

ではベスト3を。

1位 巨神計画  シルヴァン・ヌーヴェル/著

今年の最大の出会いはコレです。
SF小説に久し振りにセンス・オブ・ワンダーを感じました
地中に巨大ロボットのパーツが埋まってて、完成させたら凄いパワーで…設定を知っただけで萌える。
文章も海外作家にしては読み易く訳されてますからお薦め。
気になるのは続編の『巨神覚醒』がちょっとテンション下がり気味だったところですが…

2位 岳飛伝  北方謙三/著

『岳飛伝』単体…というより『水滸伝』『楊令伝』と続く北方水滸伝三部作が遂に完結!
長きに亘って楽しませてもらった感謝の意味も込めての2位。
まだ『モンゴル紀』に続くらしいけど、まずは一区切り。ありがとうございました。

3位 ドクター・スリープ  スティーヴン・キング/著

やっぱりキングは入ってくる。
『シャイニング』の続編なんだけど、怖いと言うより感動する作品
やっぱりキングは面白い。

以上。
さあ、これからサポ連忘年会だ!
行ってきます!!

初雪・・・そして仕事納め

2018年12月28日 23時57分09秒 | サンガ雑記
今日は仕事納め&会社の同僚と忘年会でした。

雪、降りましたね~。
やっぱり年内一回は雪降るんだなぁ。

今年はホンマ、色々あった年でした。

開幕戦の前日に身内に不幸があり、当然の如く開幕戦欠席。
今年の初応援は3節アウェイ新潟戦でした。
この時はまさかここまで酷い成績になるとは思ってませんでした。

その後、サンガはボロボロ。
布部監督途中解任後、ボスコ体制になるも状況は改善せず。

大阪北部地震があったり、
台風で未体験の被害にあったり。

夏場に大量補強してどうにかこうにか残留。
あまりイイ事のなかった年でしたね。

そんな2018年も残り3日。
今日の忘年会でかなり忘れました

で、年内最後(?)の移籍情報。

若原智哉選手 契約更新
新ユニ発表会で圭介と一緒にモデルしてくれてたので心配はしてませんでした。
来季は圭介と1stGKの座を争う事になると思うけど、頑張って欲しい。
あと年代別代表でも奮起して欲しい。(なんか一人置いてけぼり喰った感じなので…)
そうそう!今日(12/28)がお誕生日だよね。ハッピー・バースデー!!

宮城雅史選手 契約更新
ひょっとしたら契約切られるかな…と思ってたけど、更新。
怪我離脱もあったけど、ボスコ体制になって使ってもらえない時期が続いた。
本人も不本意なシーズンだっただろうし、サポもそう。
来季が勝負の年となるだろうね。

本多勇喜選手 契約更新
右ビツ、左本多がデフォルトの両サイドバック。
ビツが一足先に契約更改されたのに、なかなか更改してくれないし、
ひょっとしたら…移籍?と思ってたので、更改してくれたのは嬉しい。
来季もよろしくおねげーしますだ!

大久保剛志選手 期限付き移籍期間満了
呉クン同様、まぁしゃあないわなって印象です。
なんせ一回ベンチに入っただけで、彼もプレーしてるのを観た事ないしね。
お疲れ様でしたって言う他ないなぁ…
呉クンもそうだけど、イケメン枠ってサンガには定着しないなぁ…

あと佐藤一樹さんがコーチ就任だったり…パープルサンガ時代に選手として在籍してた…う~ん憶えてないなぁ。
コーチとして実績を残してくれれば記憶に残るんで。がんばってね、と。

それからファン感。
なんか選手とサポーターの距離が縮まるような良い感じのイベントにしてもらえるなら行くよ。
(ここ数年行ってなかったなぁ…だって面白くなかったんだもん!)


以下、2018.12/29追記

仙頭啓矢選手 契約更新
越年するんかいな~と思ってた仙頭クン。
無事契約更新されました。良かった、良かった。
中盤ボランチからトップ下、シャドーなんでもこなせる仙頭クンは貴重な戦力。
来季は今年以上に存在感を発揮してもらいたい。

荻野広大選手 テゲバジャーロ宮崎への期限付き移籍期間満了
島村拓弥選手 FC岐阜への期限付き移籍期間満了
レンタルされてた荻野クンと島村クン。
これってレンタルバックでありかつサンガも契約更新しないって事?
だとすればトップ昇格させた意味ある?酷くない?
もしそう言う事なら逆にもうちょっとトップ昇格させる基準を厳しくすべきでは?

キム・チョルホ選手 ザスパクサツ群馬へ期限付き移籍
チョルホは契約更改した上で群馬にレンタル。
う~ん、圭介とワカがいる状態でチョルホの出番ってそもそもあったのかな?
貴重なアジア枠を使ってまで呼んで来た意味が解らない。
それはともかく群馬をJ2復帰させる為にがんばってあげて欲しいとは思います。


以下、2018.12/30追記

黒木恭平選手 鹿児島ユナイテッドFCより完全移籍加入
シーズン後半、何度かベンチ入りもし、出場を果たした黒木。
目立った活躍はなかったが、どうやらクラブ内では評価が高かった様だ。
来季は本多とポジション争いをすると思われるが、どうかな?

人気ブログランキングへ

良かった、良かった!

2018年12月27日 22時11分42秒 | サンガ雑記
連日冬休み前の滑り込み更改。

大野耀平選手 契約更新
良かった、良かった。
今季最終戦アウェイ讃岐での重戦車の如き突破からのゴール。
アレを生で観たら絶対期待しちゃうから。
これで来年こそ大ブレイクする耀平を観られるはず。

麻田将吾選手 カマタマーレ讃岐へ期限付き移籍期間延長

菅野孝憲選手 北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍期間延長

レンタル先への期間一年延長。
レンタル先で必要とされているなら良しですが…

人気ブログランキングへ