西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

アイドル(2023)  YOASOBI

2023年07月23日 18時54分03秒 | 西京極サウンド
言わずと知れたアニメ第1期が終わったばかりの『推しの子』のオープニングソング。
これまでYOASOBIの曲にはそれほど興味がなかったのですが、
この曲だけはアニメを観て以来頭から離れずCD買いました。

1.アイドル
2.Idol(English Ver.)
3.アイドル(Anime Edit)
4.アイドル(Instrumental)

要するに「アイドル」のバージョン違いだけが収録されている訳です。
アニメは序盤能天気なアイドルの成り上がりストーリーかと思ったら、
急に主人公だと思ってたアイドル少女アイが妊娠、双子出産するわ、ストーカーに殺されるわ。
その後は残された双子の兄アクアが犯人捜しの為に芸能界へ潜入する予想外のミステリー展開。
このオープニングソングもそんなアニメの闇堕ち感を漂わせる不穏な曲調。
アイドルの光と影を思わせる歌詞を乗せてくる辺りがまたカッコイイ!

もちろんその日本語バージョンは素晴らしいんですが、
日本語歌詞とイメージが離れ過ぎないように練り込まれた英語バージョンがより凄い。
よくこんな歌詞作れたな、と。
そりゃ全米でもNo.1獲るわ。

ノイジールーム(2023) MAISONdes

2023年03月15日 22時11分59秒 | 西京極サウンド
昨秋よりノイタミナ枠で放映開始された令和版『うる星やつら』の主題歌集。昭和オリジナル版含めアニメ自体を気に入ってるってこともあるけど、オープニングとエンディングの曲調が絶妙に昭和版『うる星やつら』のラブコメ感を残しつつも令和らしいボカロ楽曲に仕上がってます。胸がキュンキュンする歌詞も魅力。収録されている曲ごとに作曲担当も作詞担当も歌い手も違うのに、統一感がある不思議なミニアルバム。おそらくこのクリエイター集団をプロデューサーのセンスが良いんだろうなぁ。


Disk1
01. アイワナムチュー
02. トウキョウ・シャンディ・ランデヴ
03. トラエノヒメ
04. もういいもん
05. アイタリナイ
06. アイウエ


アニメ1期のOP曲「アイウエ」とED曲「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」、そして現在放映中の2期OP曲「アイワナムチュー」とED曲「アイタリナイ」が収録。他にもオリジナル2曲が収録されています。どの曲も魅力的ですが、僕のおすすめは「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」かな?

コリンズ(2022) 10-FEET

2023年01月02日 21時01分41秒 | 西京極サウンド
お正月らしい…って訳じゃないけど、最近購入したCDをご紹介。

サンガサポにはスタジアムイベントでおなじみの京都出身バンド10-FEETの最新アルバム。2022年観た映画の第2位に選んだ『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌「第ゼロ感」が収録されているって事で、2度目の『SLAM DUNK』を観た後で買いました。10-FEETのCDを聴くのは初めて。このアルバムにはお目当てだった2曲目「第ゼロ感」の他にもドラマのタイアップ曲「アオ」などを収録。多彩な楽曲で飽きのこないアルバムに仕上がっています。「第ゼロ感」とはテイストの違う爽やかな14曲目「シエラのように」も心地良くてお気に入り!

1. SLAM
2. 第ゼロ感
3. 和
4. ハローフィクサー
5. まだ戻れないよ
6. aRIVAL
7. ブラインドマン
8. 123456789101112
9. アオ
10. 炎
11. 彗星
12. アリア
13. おしえて
14. シエラのように
15. 深海魚

今回の「第ゼロ感」のヒットで一気に人気バンドの仲間入りした感のある10-FEET。またサンガスタジアムで生演奏してもらいたいな~♪

言い忘れたさよなら(1974) 古谷一行

2022年09月02日 20時39分25秒 | 西京極サウンド
僕の大好きな俳優さんの一人である古谷一行さんの訃報が届いた。

石坂浩二主演映画『犬神家の一族』の大ヒットを受けて始まったTV番組『横溝正史シリーズ』。その番組で石坂浩二とは少し違った飄々とした金田一耕助を演じて一躍人気を博した。原作者の横溝正史に「小説のイメージに一番近い」と言わしめた古谷一行の金田一。思案する際に逆立ちをするのが名物シーンだった。

同時期にTV放送されていた『新選組始末記』ではとぼけた金田一とは真逆の土方歳三をクールに演じて演技の幅を感じさせてくれていたのを記憶している。肺がんで闘病中だったそうだが、78歳という年齢は亡くなるには早い。残念です。

その古谷一行、あまり一般には知られていないかもしれないが、ミュージシャンとしてアルバムを5枚発表している。僕は全部持ってた。歌は味があって、作詞も作曲もやっていた(はず)。古谷が演じた役柄同様、どのアルバムも朴訥としていて、どこか寂し気で、大人っぽい雰囲気を漂わせていた。「金田一耕助が歌を歌ったらこんな感じやろな」と思いながら耳を傾けていた。

その死を悼む意味で、彼のファーストアルバムを紹介したい。おそらく今では入手は不可能だとは思うが、ネット動画で聴けるかもしれない。

 01. ほろ苦いあの頃
 02. そよ風のほほえみ
 03. わかれ
 04. 絵描きの部屋
 05. 名前も知らない恋人へ
 06. あてのない旅
 07. さすらい人のように
 08. 風のあとを
 09. 妹に
 10. 燕の来る頃に
 11. 言い忘れたさよなら

7曲目の『さすらい人のように』はシングル曲として発売されたもので、この曲の雰囲気がミュージシャン古谷一行のイメージだと言っていい。息子がDragon Ashのボーカリストなのは、やはり血筋なのだろう。
ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

M八七(2022)  米津玄師

2022年06月21日 19時59分02秒 | 西京極サウンド
1. M八七
2. POP SONG
3. ETA


現在大ヒット公開中の科学特撮映画『シン・ウルトラマン』のエンディングが1曲目。
2曲目の『POP SONG』もプレステのCMソング。
そして『ETA』の3曲が収録されたEP盤。
3曲ともクオリティ高く、かなりお得感がある。

米津玄師ってあらためて才能に恵まれてるな、と再認識させられた。
リアタイ世代ではないのにウルトラマンの世界観に対する理解力ハンパない。
ヒーローの孤独と誇り、そして愛  それが歌詞に見事に昇華されてる。
映画を観るまでは「なんで主題歌が米津玄師?」と思ってたけど、
実際エンディングで米津玄師の歌声が流れたら胸に来た。
こんな曲が創れるなんて…スゴイとしか言い様がない。

おまけにこのジャケットイラスト。
米津玄師が描いたらしいが、もはや絵もプロ並みやん!?
天は二物も三物も与えたって事やね。