報道によれば、30日(現地時間)シカゴの地域メディアであるシカゴ・サンタイムズは「ペレはサムスン電子が昨年10月にニューヨーク・タイムズの一面に超高画質テレビの広告を掲載しながら自身のイメージを不適切に使用したとし。「ペレ側は、サムスン電子がペル側との広告契約交渉が決裂した後、ペレに似たモデル(a look-alike)を出演させてペレの肖像権を無断使用した」と主張した。それと共に「サムスンはペレに関するいかなるものも使う権利がない」として商標権侵害にともなう損害賠償訴訟額3000万ドル(約350億ウォン)を要求した。
ペレ側は今回の訴訟のために米国プロバスケット(NBA)の伝説マイケル・ジョーダン(52)の訴訟を担当したシカゴのローファーム「Schiff Hardin」のフレデリック・スパーリング(Fredrick Sperling)弁護士を雇った。スパーリング弁護士はジョーダンが2009年に米国の大手スーパーマーケットチェーン2店を相手に出した商標権侵害訴訟を代理して6年にわたる裁判の末に昨年11月、巨額の損害賠償の和解を引き出したベテラン弁護士だ。彼は「ペレのイメージを使ったことについて正当な費用の支払いと今後、本人の同意なしにイメージを使うことを防止するのが今回の訴訟の目的」と明らかにした。
これがシカゴ・サンタイムズは「ブラジルワールドカップが開催された2014年、ペレの広告出演費は2500万ドル(約290億ウォン)だった。ある企業はペレのBicycle Kickイメージで1つ1万9000ドル(約2200万ウォン)の時計を売ったりもした」として「ブラジルのリオデジャネイロで夏季オリンピックが開かれるなどペレの価値はさらに高く設定できる」と分析した。これが提訴の概要だ。
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