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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

美術大学の知財でビジネス

2016-12-27 09:20:27 | 日記

特許権や意匠権など大学が持つ知的財産権(知財)の活用について考える講演会が、長岡市のアオーレ長岡で開かれた。長岡造形大など美術系大学の関係者ら約20人が集まり、知財をビジネスにつなげる方策を探った。

造形大や女子美術大(東京)などでつくる美術・デザイン系大学ネットワークの活動の一環で16日に開催。神戸大大学院の坂井貴行教授が講演した。

坂井教授は「研究者から生まれた商品がビジネスになっている」と説明し「味の素」や「ヤクルト」などの例を紹介した。知財をビジネスにつなげるためには「知財を企業に紹介するだけでなく、実証実験や販路開拓など事業化まで取り組まないといけない」と指摘した。

その上で「美術系でも収益は十分に出せる」と強調。地域の企業と連携して収益を上げ、地方都市の税収を上げた事例を挙げながら「地元の中小企業と連携し、大きく成長してほしい」と呼び掛けた。


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