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商標の広場

弁理士の福島が商標のお話をします。

ロゴマーク

2017-05-15 09:20:14 | 日記

旧東海道の案内看板に使う統一のロゴマークを大津市と草津市が作製し、12日に発表した。現在は外観が異なる看板や石碑に一体感を持たせ、沿道の景観アップにつなげるのが狙い。商標登録して全国に発信するといい、両市は「他都市にもロゴ入りの看板が広がってほしい」としている。

両市でつくる「びわこ大津草津景観推進協議会」が成安造形大(大津市)にデザイン制作を委託した。市職員と学生が昨年5月、京阪四宮駅(京都市山科区)から草津宿本陣(草津市)まで歩き、旧東海道を示す約90個の看板や石碑を調査。形状や表記が統一されておらず、劣化や損傷の激しいものもあった。

ロゴマークは波と道が描かれ、海や琵琶湖沿いの国々を通る旧東海道を表現し、文字は歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」にあった字体をモチーフにした。

ロゴの信用性を高めるため15日に10年間の商標登録を出願する。10月にはモデル事業として旧東海道に当たる大津市京町通で、数カ所にロゴを使った看板を設置する。他の自治体などから使用申請があれば無償提供する。

2日には大津、草津の両市長が商標登録に向けた協定書を締結。越直美大津市長は「統一感ある歴史まちづくりにつながる」と話し、橋川渉草津市長が「ロゴのある看板が(旧東海道の起点である)日本橋から京都までつながれば」と期待した。さて、日本橋から京都までつながるか・・・。


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