(浅草 花やしき)
タイである仕事をした時のことですが、文化の違いから予定していた段取りが壊れ、工程が大幅遅れてしまいました。日本からは何をやっているのだ!とお叱りはあるしで、ストレスが最高潮に達しました。その時無性に、ある「日本料理店」に行きたくなりました。タイの料理が合わなかった訳ではありません。タイ料理は大好きです。
その「日本料理店」は駐在員に人気がある店で、所謂「刺身、天ぷら、寿司」の和食の店ではありません。その店にあるものはカレー、焼きそば、カツ丼、焼きめし、餃子、チャンポン、うどんなどの日本の大衆食堂メニューばかりです。それと最新の日本のスポーツ新聞、週刊誌、マンガ。特にマンガは棚いっぱい揃えてあります。そこで私は食べたかったカツカレーを頼みました。そのカツカレーを食べながら日本の週刊誌を読んでいたらスーとストレスがなくなり、また明日から頑張ろうという気になりました。誠に単純細胞ですが。
私にとってカツカレーには何かほっとさせるものがあるように思います。