(まるで外国)
仏教が多い日本においてイスラム教はごく少数派ですから知らない人も多く、日本人が殺害されてイスラム教=危険な宗教と短絡的に考える人や、偏見を持つ人が増えたのではないかと思います。
全世界で見るとキリスト教が約30%、イスラム教が約20%、この2大宗教で50%を占めています(仏教の割合は5%)。
過激イスラム教集団を世界が制御しきれなくなっていることは確かですが、これと一般のイスラム教徒とは関係のないことで、殺戮など望んでいない平和な宗教だと思います。偏見は持たないようにしましょう。
ところで殺害後の国会でのやりとりを見ていると、野党はここぞとばかりに結果を批判するばかりで情けない感じがしました(どう言ったら政権の足を引っ張ることができるかを前提に考えたような内容ばかり。世界で続いているテロに対する自らの考えは一切なし)。
自分の所だけ無風を望むなど世界では通用しませんし、これだけグローバル化してしまうと危険にさらされることも多くなります。
政府が誘拐を公表した後、衆議院の共産党議員さんがテロへの批判は一言もせず、(こんな原因を作ったと)安倍批判だけをしていたことを思い出しましたが、国会での他の批判を聞いてもやはり野党のレベルはこの程度だったと妙に納得しました。職業柄、口ばかりは達者です。
*イスラム教は「イスラーム」というのが正しいそうです(「教」の意味も含まれる)。