ふうちゃん本舗

のんびりおじさんの社会科見学

博多山笠が始まります(7月1日~15日)

2012-06-30 00:10:00 | 街を徘徊して


(“博多にわか”キャップ)

明日7月1日から福岡市の初夏の風物詩である博多祇園山笠が始まります。
15日早朝の勇壮な山笠競争で終わりとなります。福岡市内では14ヶ所できれいな飾り山笠が展示されます。
福岡市中心部の黒田藩の城下町を福岡、川をはさんで商人の町を博多と言いますが、その博多の総鎮守 櫛田神社(“おくしださん”)に奉納する祭りとして山笠があります。これを約770年間伝統を守り続けています。
博多の町を昔の自治区分の7ブロックに分け、それぞれを「流れ」と言い(千代流、西流など)、最後の日に「流」対抗で競争を行ないます。
飾り山笠は博多人形師が製作しますが、堅い「表」と裏側の割と柔らかな「見送り」があり、屋根付きの小屋で展示されます<製作総費用は1基約1000万円とのこと>。
これとは別に競争専用の山笠(かき山笠)があります。
飾り山笠を展示する場所では最初に櫛田神社による地鎮祭があり、山笠が完成すると神を招き入れてから公開されます(御神入れ:ごしんいれ)。飾り山笠は14日の夜まで公開されます。
博多山笠公式HPhttp://www.hakatayamakasa.com/index.php