~笑顔いっぱい 附属高校生~ Nias ! ◆長崎総合科学大学附属高等学校◆

長崎総合科学大学附属高等学校
(男女共学・普通科)
2010年 4月1日blog開設

大どろぼうホッツェンプロッツ

2010年11月13日 | 学校行事

□入試情報
 11月13日(土曜) 長崎総合科学大学・特別推薦試験



 大きな取り組みに挑む朝は、やはり天気が気になります。本日三年生は、長崎総合科学大学・特別推薦試験です。三年間の成果を存分に発揮しましょう!


 さて一年生・二年生は本日は模試・その後に学年別育友会を開催いたします。来るべき受験に備え、それを見据えしっかり取り組みましょう。そしてまた育友会にご参加いただく保護者の皆様方、貴重な時間を大変ありがとうございます。


 小学校低学年の時、『大どろぼうホッツェンプロッツ』という本にある日学校で出会いました。ただただ面白く興奮して読んだことを覚えています。その日は駆け足で帰りました。
なぜか?この興奮を親に伝えたかったのです。母親に伝えると、今度は父親の帰宅を心待ちにして、玄関で待っていました。昔我が家は玄関に黒電話を設置していたのですが(以前の家庭は玄関に固定電話を置いている家が多かったと思います。)、父親の帰宅を待つ間、電話が鳴ると誰彼かまわずその興奮を話しました。それにしてもまず一番は親とこの興奮を共有してもらいたい…という気持ちが幼い私にはあったのです。

 小学校高学年、中学生、高校生… 自我の芽生えと共に上手に自分の感情や取り組んだ事を伝えきれなくなっていきました。頑張ったこと、新鮮に感じたこと、驚いたこと。もしかすると負の要素に感じたこと(不満)ばかり。自分が輝いた事は伝えずに、逆に輝いた時は伝えないでいながら「何故、気づいてくれないんだ!?」という理不尽な考えばかり。そういう場面が多々親とはあったような記憶が筆者にはあります。

 反抗期もあり素直になれなかった自分をあたたかく見守ってくれていた親や周囲の方々には、今の年齢になってようやく感謝の気持ちが芽生えてきます。

 私達の仕事の醍醐味は成長過程の皆さんと時間を共有でき、また立派な社会人となったかつての教え子との皆さんとの再会にあるというのもたくさんある要素の内の1つです。そして在学中、輝いている時間を今回の育友会などを通じて、保護者の皆様にお伝えできる機会があることも、その醍醐味の内の1つです。

 本日の育友会開催にあたり実務的な諸連絡同様、各学年は先日の文化祭での取り組みの様子を本日お伝えさせていただきます。ご子息が過ごす学校生活での一場面を、どうぞあたたかい目でご覧いただけたらと思います。

 貴重な土曜日の時間、ご来校いただき本当にありがとうございます。


※写真は、緒方先生・野口先生。本日育友会で配布、二年生『文化祭での取り組み』を冊子にする様子。

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