サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

9年ぶりの福島県。

2024-04-06 | ブログ雑記






今日はZAZEN BOYSのライブを観に福島県は郡山に行きました。
すっげぇ良かった。。
やはり、
その地方でしか生まれない"味"は確かにあるなぁ・・・と感じました
その辺りは後々ライブレポで書くと思うので、
今日は写真を中心にお届け。

ちなみに、
福島県に来たのは9年ぶりでした
福島県でライブ公演を観たのは初めてでしたね
なんか一度行くと「帰ってきた感」出ますよね笑
仙台まで行く途中で寄ったりしてたので…
福島県、好きですね。










新幹線。しごおわ直行でした。




郡山市は福島の中部にあるみたい。




抱きしめる。



 
好きな感じの街並み。




駅舎も立派だ。。




花に対する意識の高い街は(略
入れ物も良いですね。




ラーメンも勿論食したぞ!




福島でも咲いてました。




福島が誇るライブハウス、Hip Shot Japan。
何気に「日本」が付くライブハウス名って珍しいですよね。




ライブハウスの近くに神社も!




夜の郡山駅。




ウェルカムモードも搭載。




おみやげも。。
明日日曜日なんで、日帰りするかゆっくりするか迷ったけど、
今日で完全に満たされた感覚があったんでアンコールはまた次の機会に。
今回行けなかったけど、行きたかったお店もあったんで必ずまた行きます
なんせ今日も別に初めてではないのでね…..
福島県大好きです。
今日貰ったものを、
明日以降の日常に活かせたら〜って思います。










しかしやっぱり、
遠征ってドキワク出来て良いねぇ
関東から出たのも2022年以来約2年ぶりだったんだなぁ。
それぞれの街でそれぞれの暮らしがある。
出来れば、
これで終わらず
今年じゅうにまたどこかに遠征したいっすね。


THE BACK HORN「KYO-MEI SPECIAL LIVE~共命祝祭~」@パシフィコ横浜 国立大ホール 24.3.23

2024-04-05 | LIVE











先々週の土曜日、THE BACK HORNのライブを横浜で観ました。











バンドの結成25周年を記念した公演。
バンドで観るのは9年振りだけど、
実は2022年の秋に山田さんのソロは観てレポも書いていた
その時、改めて山田さんの「歌力」というか、表現力の凄さに感嘆し
「これはどこかのタイミングでまた観なければ。。」と思いこの日が正にその時だった。
ただ、
その前に既に前日までの3日間連続でライブ参加の予定が決まっていたので
実際の所このライブに行くかどうかはそれなりに悩んでいた
メジャーデビュー作の「人間プログラム」から入って聴いて来たリスナーとしては是非行きたい
だけど、
年々間違いなく体力が落ちている自分が4日間持つのか・・・?という疑問
それと同時に、今このタイミングを逃したらもうこんな強烈なスケジュールは無いかも。という
振り切りたい自分もいてこの辺の葛藤は我ながらスリリングでしたよ(笑
4日間参加ライブスケジュールのラストがこんな大きな箱、
しかも、
25周年っていうおめでたい公演なのは似合ってるよね。って事で多少無茶してまで行く事を決めた
お陰で足には血豆が出来たんだけど(マジ)、でも振り返れば本当に行って良かった。


他にも色々トピックがあって、
管理人は横浜市の生まれでこの日が今年初の横浜でのライブ鑑賞だったこと
そしてこのパシフィコ横浜に来るのは14年振り2回目(!)という事
懐かしい~っていう感覚を超えて
「こんな海の近くにあったんだな。」とあんまり会場の雰囲気を憶えてなかった事も判明
14年前はアリーナ席だったんですが今回は3階席って事でよりスケールの大きさを感じながらの鑑賞でした
14年振り・・・って事は
14年間生き抜いてきた証でもあって。
そう考えると、
個人的にこの会場でこのテーマの公演を観る~っていうのは半ば運命だったのかもしれない。
そんな事も感じつつアグレッシヴで壮大な一夜のロマンを思い切り楽しんだのでした。
今回はちょっと写真多目で、では以下。























個人的な事だけど、
この日の前まで3日間連続でライブに参加してたので
こういう椅子があってゆったり観れる会場だったのは助かった
っていうか、
横浜駅周辺をブラブラ歩いて横浜家系ラーメンとか食してたから余計。
一曲目はインディー時代の代表曲「冬のミルク」
切なさとグッドメロディの調和、
そしてハンドクラップ~と良い具合の始まりだった
 個人的に
「25周年だからメジャーデビューシングルは演奏するんじゃないか。」と予想してたんだけど
その通りに大好きな「サニー」が早速来てめっちゃテンション上がってました
また、
端っこの席だったので自由に踊り狂えるポジションだったのもあってはしゃぎまくり
イントロから大歓声、そしてゴリゴリのベースライン、「大きな手」の部分では
みんなが手をパーでかざす...など良い起爆剤として機能してましたね
「今もあの時の 気持ちのまま」って歌詞が、
無性に切なくて、
だけど、
趣がある歌詞でもあって・・・その余韻に浸っても居た序盤でした。素晴らしかった。






おどろおどろしい感覚も覚えたV系からの影響も感じたロックナンバー「その先へ」
そして、ダンサブルにホールを揺らしてみせた「閉ざされた世界」
この曲はドラムの手数が多くてそこも聴いてて楽しい
絶望の中で踊り狂う感覚
「聖者の祈りは掠れて消えてゆく」っていう歌詞も印象に残った
この決して明るい事歌ってないのに踊れる~って感覚が実に素敵でした
 その松田さんのMCでは、
「THE BACK HORNの25周年のお祝いに駆け付けて下さってありがとうございます」
「(お互いの)人生を祝い合いたい。」
といかにもバックホーンらしい言葉で場を沸かす。
更に、
バンド最大のヒット曲「罠」を爆音で畳み掛け
「欲望は毒林檎 手に入れたものは何?」と風刺も利かせた鋭い言葉を放ってゆく
激しいパートも良かったけど、
最後の呟くように歌った「ただわかちあって わかりあって」の物寂しい感じも凄く沁みました。
矢継ぎ早に「シリウス」
聴き手の胸ぐらを掴む様な激しさを増すボーカル
正に、
❝魂のボーカル❞という形容が似合う山田さんの必死の歌声に魅了された
「誰かの為に何かをやる」という行為に向き合ったその懸命な歌詞含めて素晴らしい出来栄えだった。






その次のアクションは、
「心臓が止まるまでは」という割と近年の楽曲
これがまた、良かった。
勿論
ライブで聴くのは初めてだったんですが
「お手を拝借~」の部分の盛り上がりと一体感
バックホーンらしい懸命で泥臭い歌詞.....
[イキルサイノウなどないけどさ]
[お前は感情を出せなくなっていく]
[全身全霊生きたがって 叫ぼうぜ]

ある種SNS全盛期のこの時代に向けて歌っている感もある熱くて背中を押される一曲だった
足並みをそろえたり空気を読んだり「みんなと同じものを。」っていう違和感のある安心感だったり...
そういう物に真っ向から歯向かっているジタバタ感がものっそいカッコよかったですね。
そして、
「悪人」
「コワレモノ」と後期のナンバーを連発
「コワレモノ」ではシンガロングのパートを設けたり、
それぞれの楽器のソロパートを用意してたり派手目の演出も面白かったですね
ライブでは勿論、音源としても久々に聴いた気がする和風のロックナンバー「舞姫」
ダークで、だけど、綺麗でもある音像に魅了され
更に
大好きな「人間プログラム」から狂気のロックンロール「アカイヤミ」が放出される。
記憶が正しければ、たしかこの曲フジテレビの「FACTORY」で
モーサムトーンベンダーや54-71と一緒に出た回で披露してた気がするんですよね
その時の事を思い出しつつ
重厚で愛憎滲む初期ならではの毒々しいロックがこの会場で鳴り響いてる事実にニンマリ
この曲は良い意味で陰鬱だっただけの空気感そのもので懐かしくて心地良かったです。






松田さん
「THE BACK HORN愛に満たされています。」と語り、そこから横浜のハナシになり、
菅波さん「港にペルーが・・・」岡峰さん「ペルーは国だよ!笑」
「(ペルーじゃなくて)ペリーね」などと良い具合にとぼけた会話が続く
その流れで、
温か味のあるバラッド「Days」「あなたが待ってる」「未来」「世界中に花束を」と
聴かせる楽曲でも魅せていくバックホーン。
牧歌的な「Days」では山田さんがアコギを弾き、
「あなたが待ってる」では山田さんのボーカルの優しくてぬくい部分を大々的にフィーチャー。
ぽかぽかの空気感が漂う中
初期曲の「未来」では、
美しいサビメロに祈りを託すような歌唱が会場を儚く包んでいく。
「しゃぼんが飛んだ 壊れて消えた
 それでもしゃぼんを飛ばそ」の部分は
改めてライブで聴いてるとすげぇ良いフレーズだなあ。
と染み入りしながら鑑賞してました。
そこにはしがみつくような懸命な希望を感じました。 
 「世界中に花束を」は
懇意にしてくれたブロガーのディムさんが「単行のカナリア」でプッシュしていた楽曲だったので
聴いてる時は彼の事を思い出しつつ、生き抜いてきた自分にねぎらいも抱きつつ優しい気持ちで聴いていた。
なんとなく自分が今までこなして来た仕事の事なんかも思い出したりもした。







ライブはクライマックスへ。
まず、
皮切りになったのが管理人的にも大好きなロックナンバー「涙がこぼれたら」!!
この曲はリアルタイムでハマっててあのファンクを彷彿とさせるギターリフが大好きだった
今聴いても余裕で踊り狂える最高のアレンジにこの日も陶酔していました
そして、
「胸の奥で張り裂けそうな 想いはきっと真実だろう」に代表される
今でいう❝エモい❝フレーズの数々に感銘も受けてました
それが正しい/正しくない
受ける/受けないは別として、
ただ、純粋に想いの丈を吐き出そう。っていうシンプルで力強いテーマに勇気も貰えた一幕でした。最高だった。
シンガロングも発生した「Running Away」
そして、
oi!oi!コールも発生し、
大規模な会場のスケール感にも合致していた「希望を鳴らせ」の迫力はスゴかった。
あれぞライブの醍醐味...みんなで一つになる様な感覚は心から素晴らしかった
勿論、
ライブハウスで聴いても盛り上がる曲だとは思う
だけど、ああいうホールで鳴り響いてる様は余計に感動してしまう...のも本音でした。

イントロの時点で物凄い熱狂が発生していた紛う事無き代表曲「コバルトブルー」
この曲は初めて行ったバックホーンのライブから行くと必ずライブで演奏されている楽曲
だけど、
それなのにも関わらず
めちゃくちゃ楽し過ぎてはしゃぎまくってました。
グイングイン来るダンサブルにも感じられる情熱的なアンサンブル、
一体感を生みだすボーカルと熱いフレーズの数々
そして、
「おーおーおおおー!!!!」のでっかいシンガロング・・・・と
盛り上がらないはずがない
生を感じないはずがない
こりゃ、
文字通りのキラーチューンだわ。
という事実を改めて深く感じたこの一幕
問答無用で爆アゲ状態になるライブでのこの曲の威力の半端無さにマジで痺れました。
最後は、
爽やかさも感じたアッパーなロック「太陽の花」で幕引き
晴れやかな和メロはこういうめでたい公演には相応しく心地良いエンディングだったと思います。

勿論、
アンコールも敢行。
松田さんが「パシフィコ、いいですね」「またやりたい」と言葉を遺す中、
「最後に残るもの」
「泣いている人」と
想いの籠ったバラッドを立て続けに披露。
後者ではマーチみたいなドラミングにも良い気分になりつつ、
最後の最後は疾走感のあるストレートな新曲のロックナンバー(親愛なるあなたへ、とかだったかな)に
ライブでの鉄板曲「刃」を勇ましく叩き付けて本当に終了。新曲は配信予定などは今は無いそう
MCで山田さん
「また生きて会おうぜ」と投げ掛け、
意志の結晶の様なボーカルを表現し切って去っていく圧巻のステージングでした
この曲だけではなく、全体的に❝意志の結晶❞という言葉が思い浮かぶ爪痕だらけの夜でした
和な感じのドラミングも爆音ベースのゴリゴリ感も駆け抜けるギターもみんな良かった
今でも純朴で、負けず嫌いで、過激で、でもどこか優しいバックホーンは健在で
それが初期からのリスナーとしては嬉しくもなった一夜でございました
改めて、
バンド25周年おめでとうございました!!!!













1.冬のミルク
2.サニー
3.その先へ
4.閉ざされた世界
5.罠
6.シリウス
7.心臓が止まるまでは
8.悪人
9.コワレモノ
10.舞姫
11.アカイヤミ
12.Days
13.あなたが待ってる
14.未来
15.世界中に花束を
16.涙がこぼれたら
17.Running Away
18.希望を鳴らせ
19.コバルトブルー
20.太陽の花

21.最後に残るもの
22.泣いている人
23.新曲
24.刃














狭いライブハウスでしか感じれないダイナミクスも大好きだし、
こういうでっかいホールでしか感じれないスケールもまた大好きです
この日のセトリは、
ほぼすべてのアルバムから選曲されており
正に25周年記念のファイナルに相応しい構成になっていた~と思う(「太陽の中の生活」は無かったけど)。
 個人的には、
最近やたら「キズナソング」にハマっているのでそれ聴けなかった事だけが唯一心残りかな笑
でも、バックホーンはまだまだ続いていくし、自分もまだまだ頑張ってゆきたいし、
いつか聴ける日も来るでしょう!
 そう言えば、
三階席で聴いていたせいか、
鑑賞している最中生まれて初めて横浜でコンサートを観た時の感覚がやたら蘇って来た
(人生で初めて観たコンサートも似た様な"ステージから遠い座席"だったので)。
そう、確かに自分は横浜市戸塚区で生まれて小学校卒業まではハマっ子だった...
そんな自分の❝血❞も感じる事が出来た、
ライブ三昧の日々の締めに相応しい公演でもありました。
久々に観たTHE BACK HORN、やっぱり超格好良かった!

こういうブログもしゃぼん玉みたいなものかもしれないですけど、飛ばし続けようと思いました。


downt「downt Release Show」@新代田LIVE HOUSE FEVER 24.3.22

2024-04-04 | LIVE











先々週の金曜日、downtのライブを新代田で観ました。









先月発売されたdowntの1stフルアルバム「Underlight&Aftertime」のレコ発公演。
downtに関しては実は前々から知っていて
DMBQとの対バンの時に「こういうバンドが居るんだ。」と知ったんですよね
ただ、
その対バンは大雪の影響でDMBQが会場にこれなくなって結局downtの単独公演となり、
当時は名前ぐらいしか知らなかったので、
DMBQ目当ての管理人としては(ライブハウスのスタッフにキャンセルの有無を問われ)キャンセルしてしまったんです
でも今思えば、行っときゃ良かったかな.....みたいな感情もあります(笑
その後、インディー界隈でグイグイ来て
自分自身も音源を追い駆けてたんですけど、
誤解を恐れず言えば90年代のオルタナロックの継承者、、、みたいなイメージがあります
新譜に関しては学生の頃bloodthirsty butchersのアルバムを聴いてたのを彷彿とさせる部分もあって、
でも、
しっかりと歌が際立ってる部分もあって・・・と
非常に面白い作品に仕上がってると思う
何となく
LOSTAGE好きなら聴いてみて欲しいな。って気持ちもあります
さっきから分かりやすさ優先で固有名詞出しまくってて申し訳ないですけど。
ただ、令和に於いては稀有なタイプのロックバンドだと感じました
尚写真撮影がOKみたいだったので、
一部演奏中の写真を上げてます
では、以下。









穂ノ佳

ゲストバンドとして出演。女性二人男性二人のバンドだった。
元々ボーカルの方がdowntのファンで実現した?らしい
良かった。
透明感のあるボーカル
演奏の上手いメンズの存在も際立ち、
ちび〇子のたまちゃんみたいな髪型のドラムの方が特に目立ってましたね
えげつないドラミングでした
最後の畳み掛けもスゴくて魅入ってしまいました。。




downt

1.紆余
2.Whale
3.Yda027
4.煉獄ex
5.AM 4:50
6.underdrive
7.mizu ni naru
8.111511
9.13月

10.minamisenju




一曲目は「紆余」からスタート。
雨音の様なドラムから始まり、雄大なベースラインに聴き入りつつ
まずは清廉とした世界観から響かせていく。ただ、
この曲は途中から轟音に変わる曲で
その時のギターがまたえげつない音出してて二重に聴き惚れる出来栄えでした。
かと思えば、
「歌を歌おうとしている」の部分の歌唱にもグッと来た「Whale」と
楽曲によって印象に深く残るポイントが異なっているのも面白いなあ~って感じました
ジャリジャリしたギターの音色も良かった。
 更には、
ポエムの様な歌が特徴的な「Yda027」
この曲では「ウウウウウウ」とグイグイ来るベースサウンドに魅了されてた気がする
ここまでは割と静が際立つような選曲が続いてたけど、
一気にロックンロールな雰囲気に変わる「煉獄ex」
サバサバとした歌唱に、
攻撃的なアンサンブル・・・と一気に様変わりしたテンションに会場の盛り上がりもスゴかった。
恐らく、緩急を上手く駆使してる様な感覚があってあそこまで興奮出来たんだと思う
そういう意味ではセトリ構成的にもgoodだったなあ、とつくづく思った
それに、
この曲ではメンバーのカクカクした動きや
音源以上に踊れる仕上がりになってるのを如実に感じたバンド演奏の妙がまた恍惚的でした
それまでの包み込む様な雰囲気から一気に不敵な印象に変わるその感覚が痛快だった。


ライブは中盤。
静謐なバラッド「AM 4:50」をオルタナ感たっぷりのアレンジで叩き付ける。
この曲は演奏も良かったけど、丁寧なメロディとそれをなぞるボーカルもまた素晴らしかった。
盛り上がる曲も好きだけど、寄せては返す波の様なこういう曲も快感だった印象がある。
 からの、
スピード感溢れるロックンロール「underdrive」では
この日初めて疾走感を受けるアンサンブルがステージ上で炸裂
それまで以上に駆け抜ける演奏の楽しさに管理人も思わずヘドバンしてました(笑
ヘドバンと言っても過激なものではなく、頭を上下左右に揺らす程度のものですが・・・
この曲のドライヴ感によるサイケデリックな音像はトリップを受ける程に素晴らしかった。
夢中になりました
若手でこういう感じを出せるのも稀有かも...と思いつつ、
ブリッブリのベースにテンポの良いドラム、途中から爆裂するギター~と
三位一体の爆発力に骨抜きにされてしまった一幕でした。
伊達にスタジオで猛練習してるだけの事はあるな、と。
 そう言えば、
bloodthirsty butchersに通じるものを感じてたんですが、MCで正にブッチャーズの事に触れ
「青春したい。」とラストアルバムのタイトルにちなんで話してくれたのが個人的に嬉しかったです
っていうか、
(頑張れ、という声援を受け)「頑張らないとだな。」とたどたどしく喋る富樫さん
「ゲストバンドの事とか物販の事とか(言わないと)・・・」とサポートする河合さん
そしてその様子を「うんうん。」って感じのスマイルで見守るロバートさん、、、と
この間ミュージックラインでやってた通りの役割をこの日もこなしててそこも面白かったな笑
でも
そんな関係性も素敵だな~って思いました
とてもバンドっぽいと言うか。


ライブもクライマックスへ。
ギターリフのフレーズがめちゃくちゃ綺麗だと思った「111511」
まるで流れる川の水の如く流麗なギターリフに魅了されて骨抜きになりました・・・
と言う事を
後述のサイン会?で伝えたかったんですけど、
ただただ「ギター格好良かったです。」ってシンプルな言葉になってしまいましたね(情けない俺)。
 でも、
この曲も本当に良かった。
どんどん白熱するバンドの演奏に、
「だれかのイメージの中で 僕は生き続けていく」
この曲は特に歌が際立っていて.....個人的には歌謡曲にも通じるエッセンスも感じて
ここまでの9曲の中でも大分引き出し多いな、、、とバンドの未来が楽しみになるようなライブでした。
この曲を聴きながら、今はもう会えない誰かの事を想起したりして、それもまた心地好い時間でしたね。。
 MCで富樫さん
「ライブは嫌いですけど。」
「こんなに終わって欲しくないのは初めてです。」
と語り、
バンドサウンドの旨味がたっぷりと詰まった「13月」で本編は終了。
この曲は、静かに始まって後半どんどん爆音&ディープに変化していく楽曲で
中でも富樫さんのギターの鳴りがLOSTAGEの拓人さんを彷彿とさせるエモーショナルなもので、
それがものすごく格好良かったし聴き応えあったし人生滲んでたなぁ・・・と。
先ほど歌の事を書いたけど、
楽器は時に歌に匹敵するくらいに"歌う"よね、ともこの曲のギターを聴いていて感じたりもしました
Xにも書いたけど、海みたいなロックバンドだと思いました
静謐な曲はそれはそれで気持ち良いし、
じっくりと浸れる良さがある
けど、
時に荒れてそれがまたえらい痛快で格好良い、その緩急がツボに来るロックバンドだと思いました。
アンコールでは人気曲「minamisenju」を新アルバム外の楽曲で唯一披露、
この曲の声を張り上げる部分が痛快で大好きなのと、
締めの畳み掛けはやっぱテンション上がる
生で聴くと、
よりダイナミックに響いてそれもまたライブならでは!という感じで最高だった
「あまりにも無力で あまりにも無価値だ」の後の「ああ~あ~!!!!!」の部分がまた
とってもエモーショナルで歌唱という面でも痺れたフィナーレでした。

ぶっちゃけ、
結成してそこまでの年数経ってないって事で
もうちょっと粗削りなのを想像したりもしてたんですけど、
なんかそんな感じもなく、
ただただバッチバチに格好良くて陶酔してしまった.....というのが本音ですね
逆に言うとこの先の進化や変遷も凄そうで益々楽しみになって来ましたよ
勿論、
これは観てる側の感想で演じてる方にとっては課題とかもあるのかもしれないですけど、
個人的には現時点での集大成が表現されてた会心のライブだった様に思いました
正直、「これからの人たち」を追って行けるのも音楽好きの喜びでしょう。
ホントに良いライブでした!
ありがとうございました!!!






















余談。
ライブ後の物販で、
普通にメンバーの方々がロビーにいて
富樫さんはお客さんの購入したCDや物販にサインしてました
自分もまだ未所有だったEP購入してサインを書いて貰った
にしても、
ああいう時って本当に緊張するなぁ
それ考えると人前に出て喋ったり表現活動してる人はマジですげーわ。と思ったり
今回の初ライブでリスナーとしても期待以上のカタルシスがあったので、またライブに行くでしょう!
downt、昔から管理人の音楽レビュー等を見てくれてる人なら好きになる可能性高いバンドだと思います
今後も要注目ですね。


【忖度無き評価。】三簾真也「幼馴染とはラブコメにならない」 9巻

2024-04-03 | 水女神&幼ラブ(三簾真也)
こずねーが表紙だ!











9巻の感想。
なんだけど、
実は来週10巻目が発売する。。
相変わらず自分の感想の遅さに辟易しますけど、
前向きに考えれば10巻前に宣伝が出来る。という見方も出来ます
出来ます~っていうか、そう思わないとやってけない節もある(笑)。
でもあれよね、プッシュって大抵発売直後が通例でその後落ち着く傾向にあるから、
逆に言えば幼ラブの風が止まない様に尽力している、、、とも言えますよね
・・・うん、
10巻は出来れば1か月以内には感想UPしたいな...。




ん?🤨



で、
この9巻も面白かった。
大半はミスコンのお話なんだけど、
その前にハルくんだったりこずねーの単独エピもあったりする
あ、
しおとえーゆーが恋愛相談に乗るエピもあるか。
あのメガネの彼、純情そうで一途っぽさもあるから是非成功して欲しいなあ
その後はしおと告白の一歩手前まで行ったり相変わらずラブコメにはならなかったり。
何気に、
タイトルに偽りなしっていうのをここまで続けられてるだけでもスゴいですよね
えーゆーにとっては生殺し持続で辛いかも分からんけど、、、笑
 そして、
ハルくんとの特訓エピソード、
完全に情事にしか見えないが・・・
最初はえーゆーが恥ずかしがってたのに、
真剣に応援したらハルくんが逆に恥ずかしがるのがとても宜しかったです
こういう特訓ならいつでも大歓迎ですけどね(ニッコリ)。




可愛い。



そして、
こずねーとのエピソード。
こずねーもえーゆーも「そういう対象」としてお互い見てなかった風なんですが、
特に思春期のえーゆー以上にこずねーが意識してない風に見えてました
・・・が、
ナチュラルに格好良いえーゆーに対して、
まさかのこずねーの方から意識・・・!って事で
実に燃える展開でございました
個人的には、
完璧過ぎる人よりも
むしろああいう人のが好きだったりもするんですが、、、ただ、世間の目は厳しいのかな?
ある意味「残念美人」を地で行くこずねーですけど
正直
えーゆーとのコンビは似合っている様にも見える
何より普通に考えてえーゆーを好きにならない理由が無いですよね・・・
えーゆーが選ばない理由はあるかもしれないけど(笑
ただ、
幼い日に出会った学生のこずねーは
そりゃ惚れるわ。ってクオリティの美少女でした
なんなら管理人のとこ来ないか
・・・ゲフンゲフン、
すいません(土下座)。




「幼馴染とはラブコメにならない」9巻より。



で、
巻の真ん中から終わりまではミスコン編でした
同じマガジン系列の「メダかわ」こと「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」でも
ミスコン編あったな~なんて思ってちょっとニヤリとしましたね
ミスコン自体ラブコメでは王道の展開ではある。
ただ、
本作の場合
5人の幼馴染が割と平等に扱われている漫画なので、
誰か一人を勝たせる~っていう展開には持って行き難いですよね
その辺どうするのかな?と思ったら3rdステージまで作って一人一ステージ2票投票出来る。ってシステムで、
これでえーゆーは全員に投票出来るなあ、と思うとよく考えられてるなと。
それも、
忖度なし。
えーゆーの真っ直ぐさで、
「頑張ってる人」に投票する...という漢らしい決断。
事実、1stステージでは練習してないと出来ない事柄を行ったしおとハルくんに、
2ndステージでは個性的なおもてなしをしたこずねーとるなこに・・・という風に、
いくら仲良くても声裏返ったり転んだりしたあかりには投票しなかった部分に
えーゆーの本気の❝忖度なき❞評価を垣間見てそれもまた良かったです
良かった・・・
良かったと言えば、
みんなの水着姿.....
そして、バニー姿はとんでもなく良かった
です(超笑顔)
こずねーはオトナの色気が、るなこは初期を考えると「成長中」ってのが如実に伝わって来て
イロイロと素晴らしい気分になったりもしました。これぞ正に目の保養。。
えーゆーは観客等にそういう目で見んな!と怒ってましたが、
ぶっちゃけ
セクシーっていうのもれっきとした魅力の一つだとは思うから。
そういう意味では割とみんな正当な評価を貰っていたのではないでしょうか?




セーラームーン.....




ただ、
しおもハルくんもるなこもこずねーも高評価を得た中で
あかりだけが低評価のままここまで来てしまった
特に、
2ndで熱い茶をかけてしまったのはマイナスポイント高かったかな
ああいうのって漫画だとドジっ子で評価される事もあるけど、本作ではただの迷惑にあたるらしい
それはそれでリアルですが...
その結果に落ち込んで
逃げ出すあかり
ただ、
気持ちは分かる
ああいう大舞台で低評価喰らえばそりゃ誰だって精神ズタズタになるよ
それに加えてライバルの女の子たちがえーゆーに票を貰ってて自分だけ貰ってない訳だし。
だから、「逃げてもいい」とあかりに告げるえーゆー
だけど、その言葉をもらって「逃げない」と再び立ち上がるあかり
そうそう、こういう出来ない子ほど応援したくなる・・・のも真理と言えば真理だと思う。
最下位からの下剋上、
変わりたいあかりは
変われるのか、それとも・・・?ってトコで上手い具合に10巻に続いてます
こりゃ続巻も買いたくなるわ~という事で10巻の感想に続きます
にしても、ラストは花嫁姿ですか、、、イイ(グッ)
眼福もエモもあった9巻目
その想いの結実を見逃すなっ!って事で。












それにしても、
おまけページのこずねーの筋トレ.....
色々とご褒美過ぎるだろっ!
正に、
ハルくんの筋トレ回のこずねー版って感じでした
そんなサービス精神旺盛なお話をおまけ漫画でやってしまうセンスに脱帽でしたね
❝惰性が超回復❞っていうのも分かる、ダイエット後のリバウンドとか超早いからね(遠い目)。
 最後に、
バニーるなこのおもてなし・・・
あれこそリアルに❝バブみ❞を感じた最高のパフォーマンスでございました🤤
本音云えば、こずねーのお酒一気飲みもあれはあれでエロいから大好きだったなぁ(笑


輝け!青木ルリ。/ルリドラゴン 第11話「高校生って多忙すぎない?」 感想(週刊少年ジャンプ2024年18号)

2024-04-01 | ルリドラゴン











今回で紙のジャンプとはお別れ。
はっきりと書きますが、管理人はかなりのアナログ派だ
漫画に関してはほぼほぼ電子書籍は購入しない
やっぱり紙の本で読むのが好き
そこに関しては、
見事に老害だと思う
そんな自分を誇ってもいない。
音楽に関しても本当はサブスクに対して複雑な想いを持ちながら生きている
とは言え、もうサブスクでしか聴けないものがある以上導入しない訳にはいかなかった
その点漫画についてはまだそういう段階ではないのである意味助かってるが、
本作は・・・
恐らく体調の都合もあるんでしょう
電子の世界に移行する形になりました(隔週連載)
それでも、続きが読める事自体が有り難いですけどね。

にしても、紙のジャンプでは最終回なのにも関わらず、めっちゃ平常運転でした
正直これでしばらくは紙のジャンプで読む事もないので集大成的な内容になると思ってた
まあ
キャラに関して言えば
神代さんが再登場したりちょっとしたオーラス感はありましたけど。
Show Must Go On.....「まだまだ続くよ。」という意識の現れでしょうか
そう言えばつの丸さんの漫画が本誌で終わる時もこういう終わり方が多かった気がする。関係無いけど。




可愛い。



で、
今週の内容。
いきなり、ルリがご自慢の(?)ツノでベストを破壊するところから始まる
そう言えば火炎とか放電とかに気を取られてたけど、
ツノも立派に凶器ですよね・・・
つの丸だけに←??
ツノとの付き合い方、特殊能力のコントロールの訓練、将来的な不安、、、
齢女子高生にして様々なものを背負ってしまっているルリ、
それを想って物憂げな表情を見せる冒頭の引用カットの表情はとても可愛かった
王道ですが雨に関しても状況のメタファーだったのかもしれない。
ちなみに現実も今日は雨でした。。

ただ、
そういう中でも、
久々に登場の神代さん・・・
俗に言う神回「JKしようぜ!」の首謀者でもある
そんな彼女との再会は嬉しかったし、
この物語が明るくなる好材料でもある
前田さんには相変わらず苦手意識持たれてるけど
神代さんの様に面白がって仲良くしている娘もいる、、、
今はそれでいいんじゃないかと思う
誰にでも好かれる人間は存在しない
まあ、
ルリは半分ドラゴンだけど。
ルリは神代さんと比べると随分ナチュラルだなと思った
年齢的にはギャルだけど比較してみると全然ギャルギャルしてないですね
ひたすらにドラドラしてる、っていう・・・でも、そんな青春があっても、いい(たぶん)。




なんかカッコいい。。



しかし、
サンダーガールのルリ
男子にはウケが良かったですね・・・(笑
確かに少年漫画っぽい、それもサ〇ヤ人っぽくはある
一瞬、
女子である事を忘れる位に.....
怒りに燃える少年ライクな姿とそれに沸くクラスメイツの相様は平和で素晴らしく良かったです
前田さんと違って気味悪がるどころか、純粋に面白がられてるトコがイイ
人間モバイルバッテリー、、、ちょっと便利そうですけど笑
 でも、
こうやって「ただ」面白がられてるのも
きっと休日に一生懸命特訓したからなんだよね。とも思う
そう考えるとルリって周りが何となく見てるよりも忙しい人生を送ってる
振り返れば、迷惑から始まった放電が半ばショー化してるのが一つの結実だったのかもしれない。
にしても興味本位でお触りして感電しちゃう神代さんもドジっ子可愛かったですね~
感電少女は感電少女でそれはそれでなんか可愛いかもな・・・
性癖を目覚めさせる、、、というまでに至るかはまた別だけど
文字通り❝アブない女❞ですよね😂


ただ、
そんな渦中の彼女に担任が「体育祭の実行委員」を依頼する。
これはきっと、半ば腫れ物扱いされている彼女を
認めさせる手助けなんでしょうか
いずれにせよ、
この判断が吉と出るか凶と出るか・・・実に楽しみです
こういうイベントを通して彼女の能力が役に立つ展開も見込んでいるのかもしれない。
 と言う事で、
サラッと「続きますよ」という展開で本誌の一つのフィナーレを飾った「ルリドラゴン」
新連載で来た時にその表紙に一目惚れして注視し始めた本作ですが、
予想外の人気になった事も
その後すぐ長期休載した事も
奇跡の復活を遂げて連載が続いて行く事も
何もかもが予想外で読者としても波乱に巻き込まれている状態がずっと続いていますね(笑

あらゆる意味で規格外なこの作品、
次回掲載は4月22日の電子版ジャンプ及びジャンププラスと言う事で
勿論管理人もルリの努力が本当の意味で報われるまで本作を追い駆けてゆこう!と思ってます
お好きな方は引き続き感想書いてゆきますので是非よろしくお願いします。
という訳で、
3週間後にまたお会いしましょう!












本音云えば、
コンビニのジャンプで読めなくなる~って寂しい気持ちもあります
でもまああんだけ長い間休載して何も無い訳ないだろう、とも思うんで。
出来れば、長く続けてもらって、熱望しているルリドラグッズを是非出して欲しいです!
しつこくプッシュしていくつもりなので何卒何卒(ずとまよ風)。