レリーズタイムラグ

「元」デジカメブログ、今は興味あること全般、何でも節操なく書いてます。

おかやまマラソン 苦しい時のオリックス

2022-12-30 22:45:58 | マラソン・ランニング
年の瀬、もうひと月以上経ちますが、今年のおかやまマラソンで印象的だった出来事をもうひとつだけ。それは、3年前の験を担いで、オリックスのロゴシャツを着て走ったところ「オリックス頑張れ〜」「優勝おめでとう!」「日本一おめでとうございます!」などと、何度となく声を掛けられたことです。

レプリカユニと違って、胸に<Bs>のロゴが入ってるだけのトレーニングシャツで、ぱっと見オリックスグッズとは分かりにくいはずですが、3年前には気付いた人はほぼ皆無でしたから、この2年のオリックスの大躍進を身を持って感じる出来事でした。いやぁ本当に嬉しかったですね。自分が何を成し遂げた訳でもないのに、大変誇らしい気持ちになりました。頂点を極めた選手の皆さんにあらためて感謝です。

おかやまマラソンはもともと沿道の声援が熱く、いつも励みになるのですが、ピンポイントで自分に掛けていただける言葉は格別で、苦しい時にとても力になりました。同時に、これだけ励ましてもらってリタイアする訳にはいかないと気合も入りました。

ちなみに画像のリストバンドも着けて走ったのですが、ご覧のとおり去年・2021年のパ・リーグ優勝時のものです。本当は今年・2022年版を着けて走るつもりだったのですが、残念ながら大会当日までに届きませんでした。今年のリーグ優勝版は大会後に届き、日本一版は年明けになる様子・・・まぁ2021年版もここまで着けて走る機会がなかったので、順番でと思うことにします。来年は出られる大会も増えそうですし、その時の楽しみにしておきます。

軽量シャーペンの世界・Tombow モノグラフライト編

2022-12-27 12:04:38 | ステーショナリー
トンボのモノグラフライト・高精細シャープペンシルです。天満屋ハピータウン岡南店のロフトで購入しました。高コスパシャーペンの新定番になりそう。

重量は10g(キッチンスケール実測)、外装を見る限り、スリーブ以外に金属製部品が無いとはいえ、ノック部に繰出し消しゴム機構を実装しながらこの軽さ、なかなか驚きです。消しゴム以外も多段式のペン先に長めのスリーブ、滑りにくいテクスチャーグリップ、金属製チャックなど、個人的に欲しい機能がほぼ実装されています。

特に気に入っているのがグリップ、本当によく効きます。ボールペンのほうを店頭で試し書きしたところ、とても感触が良く、これのシャーペン版が出ないものかとずっと思っていました。実際、軽いボディにグリップの良さが相まって、レスポンスの速さというか、追従性の高さを感じます。

さらに驚きなのは、これだけ多機能でありながら価格が220円(税抜き)であること。安い。この価格でここまでの書き味が手に入るなら、ほぼ文句はないです。カラバリがポップすぎて、現状、中年会社員的にはブラックしか選択肢がありませんが、主力商品になりそうですし、新たなカラー展開を楽しみに待ちたいと思います。

軽量シャーペンの世界・ファーバーカステル ECON編

2022-12-25 15:03:28 | ステーショナリー
ドイツの筆記具メーカー・ファーバーカステルのECON 1342という機種です。神戸・元町にある隠れ家的筆記具店 590&Co. (こくえんあんどこー) さんでちょっと前に購入したもの。

パーツがほぼ樹脂製だけに重量は8.4g(キッチンスケール実測)と軽く、実際に使った感じも、重みによるストレスはほぼ皆無。特徴である三角グリップは大変握りやすく、また樹脂製ながらボディの厚みはそれなりにあるため、ぱっと見ほどの華奢さはありません。遠慮なくガシガシ使える一本という印象です。チャックが樹脂製で、芯送りがやや大ざっぱなのがちょっと残念。

正直、軽いシャーペンを探そうとなったとき、この手のフル樹脂製機種を当たればだいたい10gは切ってくるはず。だからこの切り口でわざわざ取り上げる程かという所ではありますが、いくつか理由があり、あえて書きました。

まず単純にファーバーカステル製品が好きだから。加えて、本モデルは地元の文具店で見たことがなく、恐らく本来は日本未発売モデルではないかという点も気に入ったから。

そしてそんなモデルを山ほど取り扱っている590&Co.さんに敬意を表して、という理由もあります。今年になって初めて存在を知ったのですが、筆記具、特にシャーペン好きにとっては宝の山のような場所です。他にも面白いものを色々買わせていただいたので、いずれ書くことができればと思っております。

おかやまマラソン 雨のち晴れ

2022-11-20 21:25:17 | マラソン・ランニング
3年振りに開催されたおかやまマラソン2022、無事、でもないけど完走。自分の結果はさておき、走れたことがまず有り難いことです。大会関係者の皆様、ボランティアの皆様には本当に感謝です。

さて中身はというと、3年振りのフルマラソンというだけでも不安なのに、雨の中で走るという未体験の要素も重なり、心身ともに上手く制御できず、内容は散々なもの。いろんな意味でギリギリでしたが、何とかゴールに辿り着くことができました。

過去2回の完走経験から、中間点まで2時間30分台、30km地点まで4時間以内で入って、あとは余力と惰性、という粗いプランを立ててはいました。実際、国道30号に出てから折り返し地点までくらいまでは自分なりに割と調子がよく、中間点の通過は狙いどおりのタイムでした。雨に関しては、この時点まではむしろ恵みの雨だと思っていたくらいです。強い雨ではなく、また風もあまり吹かなかったため、これくらいの降りなら暑くなるよりはこっちのほうがいいかなと。

それが25kmを過ぎたあたりから様子がおかしくなり、3年前よりも足のダメージが深刻だと自覚してから、一気に余裕が無くなりました。濡れた路面にグリップが滑っている感覚はずっとあり、また水たまりを避けるため蛇行を繰り返していたこともあり、細かい疲労が蓄積していたんでしょうか。あるいはそれまで着てたレインポンチョを脱いだのも、体温に影響あったかもしれません。30kmまでは無理やり帳尻を合わせ、理論上は残り2時間で12km、1時間で6km進めばゴールできるという所まで持ってきましたが、今にも止まりそうな足の状態を思うと、全く安心することができませんでした。

岡南大橋を渡りきって旭川の土手沿いに移ってからは、足の機嫌を伺いながら、固まりそうな気配がしたら回復するまで歩く、の繰り返し。前半のタイムの貯金を吐き出しまくる展開に、安全圏という意識は全くなく、心理的にはずっと綱渡り。岡山城が見えて39.3km関門を抜けたあたりで、やっと「何とかなるかも」と思えてきました。幸いだったのは、4時間過ぎたあたりから晴れてきたこと。雨のまま体温奪われ続けてたら、本当に両足硬直してたかもしれません。ゴール直前は既に精根尽き果ててる状態でしたが、悪いなりにこのタイムだけは切っておこうというターゲット目指して最後だけ振り絞りました。

ユルいはずの自己ベストにも遠く及ばない結果で、内容だけ見れば大失敗ですが、完走の達成感はやはりいいものです。しかも3年待った分だけ喜びも格別。ああまた味わえたなと。願わくは来年も味わいたいものです。当たればですが。

軽量シャーペンの世界・ANTERIQUE(アンテリック)MP1S編

2022-09-23 23:48:57 | ステーショナリー
最近よく拝見している 「かゑる堂的文房具のススメ」 さんで、ANTERIQUEのボールペン・GP1 について特集していました。ANTERIQUE、そういえばこないだ買ったな、と思い出したので、こちらはシャーペン・MP1Sの話でもしてみます。

この ANTERIQUE(アンテリック) というメーカー、地元の文具店ではほとんど取り扱いがなく、アンテリックと読むことも、日本のメーカーであることも、動画を拝見するまで知りませんでした。ではどこで手に入れたのかというと、自分にとっての西の聖地のひとつ・神戸三宮の ナガサワ文具センター です。遅めの夏季休暇でまたしても文具店巡りの遠征。普通のシャーペン棚に、見慣れた現行品群の間に普通に並んでいて、危うく見逃すところでした。

レトロ調というかジョッター調なデザイン。ボディの主要部はほぼ樹脂だけに、重量は8.4g(キッチンスケール実測)とさすがに軽く、実際に持ってみても重みはほぼ感じません。造りは見た目の印象よりもかなりしっかりしていて、剛性に不安を感じることはあまりありません。ノック部のカチャつきも少な目。また構造上、口金パーツのネジ緩みが無いため、先端部分の安定感もそこそこあります。あと使ってて初めて気づいたんですが、クッション機構が実装されています。

チャックが樹脂製であることと、ノック部分が細く(そういえば消しゴム付いてません)、ノック時に指がやや痛いことが少し残念な点。ですが、見た目の雰囲気の良さと、その割になかなか使えるということもあり、最近気に入って使っています。見た目といえば、自分が買ったトップ画像のマルーン(自分は阪急電車でしか聞いたことない)とネイビーブルーのほか、シチリアンレモン、ドナウブルーなど、カラバリ名が独特なのも妙に惹かれました。

アンテリック、まだ新しいメーカーのようですが、サイト見る限りシャーペン以外も面白そうな製品が多いですね。地元でもコンスタントに買えるようになってほしいものです。