東近江支部から、「3.11 3回忌 追悼の集い」の案内が届きました。
年金者組合滋賀県本部、県高齢者運動連絡会などが2月15日、滋賀会館前で開いた「2.15怒りの集会」の模様を連載しています。
今日は、その5回目です。
年金者組合滋賀県本部の谷悦男委員長が、年金をめぐる最近の情勢について報告しました。
「年金の2.5%削減が、いよいよ今年10月から始まります。
『2.5%位であれば、まあまあか』というように考えていると、大変なことになる。
この2.5%削ったあと10年間位は、毎年0.9%ずつ削減され続ける。
ということは、10年後は、年金の1割位が無くなる。
1割というと、年金の1カ月分以上ということです。
年金者組合は、昨年12月、滋賀県に対し『年金2.5%削減をやめてもらいたいと、県として国に言って欲しい』と請願しました。
滋賀県の65歳以上の高齢者人口は約30万人ですから、有権者の三分の一位です。
県民の3分の一を占める高齢者の生活を守るために、国に年金削減をやめるようにいって欲しいと請願した訳です。
滋賀県から2月5日に回答がありました。
県は何と回答したかというと、
『滋賀県庁には、年金について仕事しているところはない。
だから、年金者組合の文書をそのまま厚生労働省に送ります』ということでした。
『県として言ってくれ』と請願したのに、『そのまま送る』ということは、
『こんなことを言うてる団体があります』というだけのことです。
『なんぼなんでも冷たいではないか。水臭いではないか』と思いました。
県としては、その程度なんですよ。
これから、年金削減反対の署名を集めるとか、地方議会へ請願書を出すとか、不服審査の請求を出すとか、精力的に取り組んでいきます。
我々の生活を守るために、これから本当の闘いが始まります。
みなさん、がんばっていきましょう」
最後に、シュプレヒコールをもう一度。
「後期高齢者医療制度はすぐやめろー!」
「後期高齢者医療制度は今すぐやめろー!」
「高齢者医療制度の改悪ハンターイ!」
「社会保障制度を充実せよー!」
「最後までガンバロー! ガンバロー! ガンバロー!」 (完)