滋賀年金者ジャーナル

全日本年金者組合滋賀県本部の公式ブログです。

「 原発いらんねん おしゃべりウォーク ひこね 」(続)

2013年02月12日 | 彦根・愛犬支部
 井戸謙一弁護士が 昨日11日、 「 原発いらんねん おしゃべりウォーク ひこね 」 で 行なった報告の続きを 紹介します。

 福島の県民健康管理調査は、浜通りから始まって福島市の子ども達まで 発表されています。

去年の秋に、郡山周辺の子ども達の調査が行なわれて、

既に 個々の家庭には 「 お宅の子どもさんは A2判定です 」 とか、そういう結果の通知が 届いています。

まだ、トータルで、どれ位の割合で 結節(しこり)、嚢胞(のうほう) が 見つかっているかということは、 発表されていません。

その発表は、 明後日、 2月13日です。

ただ、 結節(しこり)、嚢胞(のうほう)を 持っている子どもの割合が ずいぶん 高い と 伝えられている。

「 A2判定というのは、 2年後に 検査すればいいんだ 」 と 福島県が言っても、 やはり、 お母さん達は ショックですよね。

 
 福島県は、2011年度に 子ども達の血液検査 を しています。

約2万人弱、 1万7~8千人の子ども達の血液検査 を しているんですが、未だに その結果を 公表しない。

当初は、 2011年度末、 去年の3月末に 公表すると 言っていたんですが、 公表しない。

住民の方が、 去年 夏頃に 情報公開請求を したんですが、「 そういう書類は 存在しない 」 と いうことで 却下されました。

未だ、 まとまってない と いうことなんですね。

同時に、 大人も したんですが、 40歳以上の大人のデータだけ 去年の9月に 公表しました。

子どもは 未だに 公表していません。

余程、 何か 公表できない事情 が あるのではないかと、遅れれば 遅れるだけ、 福島の人たちは 疑心暗鬼に なるわけですね。


 そういう中で、表面的には 放射能に対する不安も なかなか 口に出来ない状況で、

そういうものが おもてに表れなくて 復興一色という風 に なっていますが、

しかし、 内心では、 そういう不安 を抱えている方 が たくさんおられて、そういう中で 生活しておられる。

そういう情報も 殆んど 伝えられませんけども、

そういう情報に接しようと思えば、いろんな方法が ありますので、

出来るだけ、 福島の人たちの状況にも 心を寄せていっていただきたい と 思います。


 全国的には、 去年の官邸前行動が たいへん盛り上がった時期に 比べると、

続いてはいますが、 参加者も だんだん 少なくなっています。

しかし、全国のいろんな所で、ずっと 粘り強く 続けられていますので、これを 続けていくしかない。

 滋賀県では、 今まで、 いろんな市民団体が 結構 ばらばらに、 いろんな運動してたんですが、

一度、「 大同団結しようじゃないか 」 ということで、 3月10日に 膳所公園で集会を行なおうと企画しています。

皆さんも 是非、これに参加していただいて、たくさんの人の参加で盛り上げていっていただきたいと思います。

私も、一応スピーチする予定になっていますので、是非、よろしくお願いします。

今日は、皆さんで 力を合わせて 頑張りましょう。



     


   
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