滋賀年金者ジャーナル

全日本年金者組合滋賀県本部の公式ブログです。

(投稿) マスコミによる世論誘導の卑劣な手法

2013年02月14日 | 滋賀県本部
自民党の小泉進次郎青年局長が 2月12日 の 衆院予算委員会で 田村憲久厚生労働相に、

70~74歳 の 医療費窓口負担割合 を 1割から2割 に 増やすよう迫ったというニュースが、

産経新聞、 フジテレビ等 で 大きく 報じられました。


医療費問題で 小泉青年局長は 「 70歳から74歳の方の 医療費の窓口負担を、 本来通りに 戻すべきだという問題です。

特例で 今、 ( 医療費負担は ) 1割です。 本来であれば、 2割なんです 」 と 述べた。

当初、 政府が 2013年4月からの段階的な実施を検討していた、 70歳から74歳の医療費の窓口負担 の 引き上げ。

しかし、 その引き上げの判断を 参院選後に先送りしたことで、 自民党の若手議員の中からも、 選挙対策との声が 聞こえていた。

この問題について 田村厚労相は 「 特例で ( 医療費負担が ) 1割に なるという、そういう期待をしていながら、 2割という話になれば、

『 あれ、 1割だったと思っていたのにな 』 と思われる。 そういう心配 も あるんですね。

( 小泉 ) 委員 の おっしゃられる通り、 早く2割、 原則 に 戻すべきだと。 これ、 必ず 戻しますから 」 と 述べた。

小泉青年局長は 「 わたしも 今まで、 いろいろ質問 を 野党時代にやりましたけど、

『 必ず 』 というのは、 政治の世界で、 必ずしも 『 必ず 』 じゃないというの を 経験していますので、

ぜひ、 自民党は そうじゃないように。

( 予算の ) 切り込むべきところ、 まさに 『 聖域 』 なくね 」 と 述べた。


このニュースでは、小泉青年局長が 野党顔負け の するどい追及 を したという印象 を 与えます。

事実、 ツィッターなどで、 小泉質問 に エールを送る若い世代の書き込み が 溢れています。

しかし、 「 しんぶん赤旗 」 12日付は

「 小泉氏は 『 1割に据え置くために 毎年2000億円使っている。 2000億円があれば、 さまざまな事ができる 』 と 述べ、

無駄な公共事業 や 原発、軍事費より 社会保障費を 削るよう求めました 」
と 報じています。

産経新聞、フジテレビは、 意図的に 赤旗の報じた部分 を 隠しているのでしょうか。

そうだとすれば、産経新聞、フジテレビは 都合の良い部分だけを 報道し、 若者と高齢者の対立をあおり、自民党若手議員を持ち上げるために世論を誘導しているということ に なります。

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年金者組合の総力を発揮する時

2013年02月14日 | 滋賀県本部
全日本年金者組合中央本部が発行する 「 年金者しんぶん 」 2月15日号 に、

年金者組合運動 の 基本方針を示す 「 針路 」 が 掲載されています。



   
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