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低・血・圧・日・記

低血圧だからって、アツくなることがないわけじゃない。

また、やっちまった・・・

2011-03-08 | 本関係…
今日は、お天気も良くなったので…いろいろ片付けて、仕事もやって、買い物にも出かけるつもりだったのですが(「夏目…」買わなくちゃ)
図書館で借りてきてたブツを手に取ってしまったのがウンのツキ。

そろそろ、返却期限も迫ってきているので読まなくちゃと思っていたのですが…ね。

「テンペスト」ハードカバーの上下2巻の一気読みは、なかなかでした。
でも、だいたい6時間かな…?
ちょっと斜め読みの感じアリ?
昼ごはん食べた記憶が…ない?あれ?

波瀾万丈の展開でおもしろかった…でも、あえて贅沢言わせてもらうと、ちょっと深みが足りないかも。
一歩間違えば、「彩雲…」になっちゃう?







一日置いて、読み返し中…前言撤回を検討中
史実に基づくあたりもしっかりしているし、琉球の当時の政治制度や文化についても詳しく記述されてるし…実は、なかなか骨太?
でも、第一印象はフワフワした感じがあったんだよね。
なんでだろ?






諸田玲子「お順」

2011-01-26 | 本関係…
世の中、去年の大河「竜馬」の幕末ブームから、今年の「お江」で戦国時代に移りつつあるのでしょうか。
「勝海舟の妹」のお話です…コミックの「JIN」にも少し出てきていましたが、佐久間象山の妻になっていた人です。
父親の無鉄砲だけど義理堅い激しい性格を、そのまま受け継いだ娘…彼女の人生も文字通り波乱万丈なんだけど、海舟とか象山とかのそばに居ながら、吉田松陰とか坂本竜馬とか、土方歳三とかが通り過ぎていくのを見ている、その立ち位置がなんとも。

なかなか、読み応えがありました…後半、少々尻すぼみだったけれど。
ま、史実に忠実ならそうなんだろうと。

山本一力「深川黄表紙掛け取り帖」「牡丹酒」

2010-12-15 | 本関係…
障子貼りはさぼっていても、本を読む時間は無理やり作りだすねたろ~です。

ここのところ時代小説にばかり目が向いていますが、とりあえず藤沢さんも池波さんもほとんど制覇してしまったので、次の作家さんを見つけようと、いろいろ試しています。
この作者さんの作品では、ずっと以前に「だいこん」というのを読んだことがあります。
(貧しいけれど元気な女の子が、一膳飯屋を出す計画を立てて、いろいろ工夫しながら成功させていく話…だったと思う。)

今回も似た感じかと思ったら、なかなかスケールが大きな話で…その分、人物設定などを理解するのに、少々時間がかかりました。
(4人の若者が、世間を相手にいろいろな‘仕掛け’をしていく話…「必殺」じゃないです、殺しません。紀伊国屋文左衛門とか柳沢吉保とかも登場)
「深川…」の方は2日がかり(たぶん1時間半ずつくらい)…普通、厚さ1センチちょっとくらいの文庫本は2時間ほどなんだけどな。
続編にあたる、「牡丹…」の方は、2時間弱…ストーリーがまとめに入っているせいもあるけど。

とにかく読み応え十分、楽しかった!

きのう何食べた?(4)

2010-10-28 | 本関係…
歯医者の帰りに買ってきました。
「しばらくは、物を食べないでください…」と言われている身にとっては、少々目の毒でしたが!?

これって、一応はジャンルはBLなのか?そうなのかな?
どっちかって言うと、「料理マンガ」って分類だと思うのだけど。
(だって、GE●にも置いてあるし…アソコはBLらしいBL(?)はないもの…ね。)

なんかね…この本読むと、「がんばって料理作ろうかな…?」って気になる。
一応主婦歴20ン年ともなると、そこそこの料理には目新しさを感じなくなってしまうわけ。
料理本とか読んでも、「これってアレの材料がこっちに変わっただけじゃん?」とか、
「アレを炒めないで、揚げたのか…」「しょうゆ味でなくって味噌味?」みたいなとこが出てきてしまって。
我ながら、かわいくない!

ところがその気になってくるってこと…たぶん、作っているときの感じとか食後の感想とかを、キャラが語るせいか…そんなら作ってみる?って感じになるのかも。

で、作ってみました。「リンゴのキャラメル煮」
(厳密に言うと、料理じゃないけど…)
作ったのをそのままつまんだ感じでは、皮が気になるんだけど、シロさんがやっていたみたいにトーストにのせると気にならない。おいしく、いただきました。
ハーゲンダッツのアイスは在庫がないので、省略…って言うか、カロリー高くなりすぎるわ。

そんで、ネットをウロウロしていてスゴイお宅を発見!
ここ

NHKでも紹介されているんだ…そりゃそうだよね。
尊敬しちゃう…マジで。


う~ん

2010-10-04 | 本関係…
少し前の話ですが、池波正太郎さんの「剣客商売」シリーズ読破しました。
ちょうど今年は没後20年にあたります。

読んでみるとわかるのですが、「剣客…」の主人公秋山小兵衛は90すぎまで生きることになっています。(女房のおはるの方が先に死ぬ設定)ところが、実際は60後半あたりのところで終わっている…作者が亡くなってしまったせいだけど、いろんな構想を持ったままあの世に行かれたのかと思うと、残念でたまりません。
調べてみると、ウチの爺さまたちと同年代(大正フタケタ)なんですよ…爺さまたちは平均寿命すぎてても元気ですから…早すぎる感じがします。

さて、そう考えて周りを見回すと…まだまだ結末の気になるものが、あちこちに…困ったものです。
そして、なによりも自分も長生きしなくっちゃ…ね。

虎と狼

2010-09-24 | 本関係…
神尾センセイのコミックです…ぷ~が借りてきてくれました。
現在のところ1巻だけ。
神尾作品は、とにかく「花男」の印象が強すぎちゃって…よくも悪くも…ね。

主人公のミーちゃんは幼いころに両親をなくして定食屋をやってるおばあちゃんと暮らしている苦労人で高校では浮いた存在(つくしに似た顔?)で、類顔のトラ(大学生)は天才肌で天然で、司顔のオオカミ(大学生)は社長の息子でキッツイしゃべり方のヤツなんだわ…コレお約束?


9月ですね・・・

2010-09-02 | 本関係…
まだまだ暑いですが、9月です。
野菜の値段が高いです、高いくせに傷みやすいの…むかつく。
果物も全体的に小ぶりなように思うのは、気のせい?
(いきなり、主婦トーク全開です!)

さてさて、「大奥」6巻買ってきました。
5代綱吉から6代家宣にかけて、なんか結構ドロドロしちゃってる。
次の巻は、「江島生島事件」だから、さらにすごいのかもね。
映画の予告篇も流れて、大々的に宣伝してるけど…この設定についていけない人も多いんじゃないかと、ふと不安になったりする。

ところで、発売日の翌日にぷ~が同僚に「おかーさん、モチロン買ったよね?」と確認されたそうな。
彼女は、学生時代に「マンガまみれの生活がしたい」とBOOK○FFでバイトしてたという結構な好きもので、ぷ~との会話の中で聞いた我が家の蔵書状況から、ハハをしっかり同類認定してくれちゃったものらしい。直接会ったことはないんだけど。
ま…いいけどね。

宇江佐真理「髪結い伊三次…」

2010-08-14 | 本関係…
毎日、暑いですね…いかがお過ごしでしょうか。

我が家は、変わり映えのない休日です。
ぷ~娘は出勤だし、チチはゴロゴロ。
ぽ~が舞い戻ってくる予定だけれど、お盆だからじゃなくて近くでバスケの試合があるからだし。
ご近所が静かになっちゃって…なんだか取り残されちゃった感はありますが。

そんなわけで(どんなわけだ?)…またまた、時代小説です。
今回は、宇江佐真理さんの「髪結い伊三次捕物余話」
全部で9冊…最後の1冊は今年出たばかりなので順番待ちですが、残り8冊は図書館ですんなり借りられました。
(一日に3~4冊のペースというのは、威張っていいのかアホなのか、本人としては判断しかねますが…ちょっと太陽が黄色くなりかけました)
八丁堀同心の手下として働く伊三次を中心とした人間模様…捕物余話というだけあって、捕物はあるけれど中心じゃない…捕物を読みたいと思う人には、つまらないかも。
女の人の書く文章にしては心理描写は少々さっぱりめ…悪くはないけど。

実はこの作品、「剣客商売」とか「鬼平犯科帳」に続く時代劇シリーズ(水8)としてドラマ化されたらしいですが、1シリーズで取りやめになったそうです。
確かに、ただ映像化するだけじゃ見せ場に乏しかったんだろうな。

キタキタ!

2010-07-29 | 本関係…
朝から、関東地方は雨降りです。
涼しくていいと思っていたけれど、だんだん雨脚が強くなってきて、窓を開けていられなくなってきた…こうなると、湿気がウンザリ。

さてさて、さすがア○ゾンさん、仕事早いですね。
届きましたよ、最遊のポストカードブックとオムニバス…アンソロは別便になってしまった様子。

上から見ていったので、PURPLE→RED→YELLOW→GREENの順で見ましたけど、やっぱりPURPLEはちょっと威厳あるっぽい(?)し、REDはエロく見えるように構成されてるし、YELLOWはメチャ明るいし、GREENは穏やかそうで底が見えない感じにまとまってる。

一番笑ったって言うか、印象に残っちゃったのが、Yで三蔵が新聞読んでる横で新聞の飛行機飛ばそうとしてるやつ…だって、新聞の4コマが「ゴキゴキごじょたん」だって…どんだけ、ひねくれているんだろ…あたしって。

桃太郎コスのもよかったな…これ2枚にわけてあるんだよね?元のまま見たかったな。

オムニバスの方は…最初の峰倉センセの分は無理なくストンと落ちてくるんだけど…他のはどうなんだろ?ちょっと舌触り(?)に違和感を感じないでもないような…どこがどうって言えるほどじゃないんだけど。
ま、散々「虹」を楽しんでる人間が、言うことじゃないね。

満足!

2010-07-14 | 本関係…
以前にすずさんに教えていただいた「天地明察」、やっとのことで図書館で順番が回ってきました。
本屋大賞と吉川英治文学新人賞を受賞してるので、いかにも折り紙つき…って感じですけど。
直木賞の候補にも、あがっているんですね…たいへん!明日発表じゃない!!

折り紙ついていようが、なんだろうが、嫌いなものはキライなワガママ読者を自認していますが、これはおもしろかった。
テンポいいし、ストーリーは骨太だし、主人公天然チャンだし、時代ものだし(?)

すずさん、ありがとう!!


それにしても…ずっと片思いの道策がなんだかかわいそうになってきた。(笑)
っていうか、道策の独白で2次書けるかも…ある意味、ヤバイ