連休いかがお過ごしでしょうか?
本当は…まだ、読了していないのだけど。
辻邦生「春の戴冠」
「…メディチ家の恩顧のもと、祭りに賑い、楽しげなはずむような気分に覆われた花の盛りのフィオレンツァ。「私」と幼なじみのサンドロ(のちのボッティチェルリ)は、この日々が過ぎゆく人生の春であることに、まだ気が付いていなかった-壮大にして流麗な歴史絵巻…」とのこと。
時代は、コミックの「チェーザレ」よりも少し前かな?
あの時代の雰囲気がよくわかると思います。
文章もきれいだし、会話の部分のリズムもいいし、読み応えあります。
興味のある方はどうぞ…辻さんの本、絶版が多い中でちゃんと新刊あるし。
ただし…分厚い文庫4冊…がんばります!