低・血・圧・日・記

低血圧だからって、アツくなることがないわけじゃない。

最近の・・・

2013-07-29 | 雑記
仕事がらみで、子供の名前に接することが多いのですが…
最近の名前って…読めない!
「海」って書いて「マリン」って読むのに、びっくりしていたら
娘が横から
「2年下の子で瞳ってかいてアイっていうのがいるよ」って教えてくれました。
すでに社会人ってことは、20代だよね…う~ん。すごいわ。
で、同じ発想なんだろうけど、「帆」って書いて「マスト」っていうのを発見!
それ、なんか違うでしょ!

とりあえず、今年生れの男の子には「ジョージ」っていうのが増えそうだな…と思う。

たしか「痴人の愛」だったかに出てくるよね…ジョージ
案外古いところにもあるもんだわ。

「けさくしゃ」畠中恵

2013-07-15 | 本関係…
図書館で借りてきました。
畠中さんは、「しゃばけ」シリーズは好きだけど、他のものはちょっと物足りないって思うことが多くて。
少々不安だったのだけど…割とおもしろく読めました。

柳亭種彦…日本史の授業でチラっと見た覚えがある名前です。
確か代表作は「にせ紫田舎源氏」だっけ…同時代の戯作者としては、馬琴や京伝のほうが有名だよね。
その「彦さん」こと旗本の高屋彦四郎知久のお話。
旗本だから、小普請組つまりお役についていない状態でも屋敷の中じゃ「とのさま」って呼ばれるお人。
それが、物書きが好きで好きで…旗本という身分上まずいことがあっても、どうしてもお話を書くことがやめられない。
版元にうまく担がれて(?)ついに読本を出す羽目に…とかなんとか。畠中さん独特の軽妙な文章が続きます。
この「書くこと」に取りつかれた人間の描写が、なんともいい!
なんだろ…同業(同病?)者としての愛情があふれてるわけ。
江戸時代の本の出版について、仕組みがよくわかったし…興味深かった。

で、もう一冊借りてきた本が「本にだって雄と雌があります」小田雅久仁
これまた本に取り憑かれた人(一族)の話。こっちは読むほうだけど。

なんか、今回の組み合わせはすごい…と思った。
別々に予約したのが、たまたま前後して順番が回ってきただけなんだけど。

なんか…つまらなくなる。

2013-07-06 | 雑記
きのう、ジブリの「耳をすませば…」やっていましたね。
何度か見たことがあるので…なんとなく、TVつけてただけなんだけど。
…図書館の本をバーコードで管理することになって…というあたり。
そういえば、最近は図書カードってないよね…って今更ながら気が付きました。
この映画ができた1995年あたりが切り替えだったのかな?
つまり、自分が借りてきた本をどんな人が以前に読んでいたか、知りようがないわけ
ぷ~娘がぼそっと…「今時の中高生は、この仕組みがわかるんだろうか…?」って言ってました。
それを言うなら、最後の場面…しずくを呼び出すのに…今ならメールだし。(苦笑)

「丕緒の鳥」小野不由美

2013-07-01 | 本関係…
7月1日発売といいながら、27日あたりから出回っていたようです。
私は28日にGETしました。
短編集です…以前にyomyomに掲載されていた「丕緒…」と「落照…」に加えて「青条の蘭」と「風信」、計4編

もちろん、「丕緒」と「落照」は既読だけど、改めて読んでみて…ちょっと印象が変わった気がしました。
「丕緒」なんて6~7回は読んだはずなんだけど…(虹カキ)なんだろ?丕緒の心の動きがしっかり読み取れてなかった気がする。
「落照」はもっと暗くて重いイメージ持っていたな…単独で読むのと、4編のうちの一つと言うのは違うのかもしれないけど。

ちょっと発見!
「丕緒」と「落照」には、しっかり国の名前が出てくるのに、「青条」と「風信」には記されていないね。
どうも、文章にさりげなく混ぜてある言葉から読み取れるでしょ…みたいな意図を感じちゃいます。
慣れ親しんだ固有名詞もほとんど出てこないし…でも「新しい地官遂人」ってあの人のことでしょ?!
つまり、これが雑誌掲載のものと最初から十二国記の短編集の中の一つとして書かれるものの違いかな?