goo blog サービス終了のお知らせ 

低・血・圧・日・記

低血圧だからって、アツくなることがないわけじゃない。

いろいろ…読み散らかし

2014-08-23 | 雑記
まず、「きのう何食べ…」9巻
昨日新刊発売でした。
一番おもしろかったのが…
小日向さん家の冷蔵庫がご臨終になって、急遽シロさん宅に大量の食材が持ち込まれて…というお話
冷蔵庫に入りきらない食材をどうするかということになって、助っ人に呼ばれたのが佳代子さん
シロさんには、なじみのうすい(笑)高級食材を手際よく処理していってくれます。
それが、いかにもな凝ったやり方でなくて…簡単なのにおいしいという…メチャかっこいい!!
「…アホのように簡単な…」(小日向、筧両氏談)ローストビーフ、今度作ってみようっと。


「はなとゆめ」
図書館で予約していたのが、順番が回ってきて…
う~ん…なんていうか、「天地…」とか「光圀…」ほどの冴えは感じられず。
なんだろ、素材になっている「枕…」のエピソードを、ほとんど知っているせいかしら?
目新しさに欠ける感は否めないかも。
あと、語り口が清少納言になっているのだけど…どっか不自然さが残るかな?


「天の梯」
みおつくし料理帖の最終巻
ちょっとバタバタ片づけちゃいました感あり。
あさひ太夫の見受けの話も、登龍楼とのイザコザも、澪自身のことも
もう少し丁寧に扱ってもよかったのでは…?


スーパームーンも…流星群も…

2014-08-14 | 雑記
ここのところの台風とその余韻のおかげで見れませんでしたね。
ま、気温が35度を超えなくなっているのはありがたいですが。


ちょっと気になる記事を見かけたので…

「おにぎりマネージャー」の生きる道 http://news.yahoo.co.jp/pickup/6127113

進学と高校野球と女子マネージャー

昨日のことですが、スポーツ新聞のある記事がネットを少々ざわつかせました。これは、日刊スポーツの「春日部共栄 おにぎり作り“女神”マネ」という記事で、紙版では写真入りで一面を飾りました。夏の甲子園に出場し、見事一回戦に勝利した埼玉県の春日部共栄高校には、ベンチ入りもする女子マネージャーがいる、というお話。
96年以降、女子マネージャーがベンチ入りすることも可能になったので、これだけでは何のへんてつもない話です。しかし、この記事には気になる一文があります。私も含めた多くの人は、この部分に引っかかってザワザワしたのでした。それが、ここ。

チーム内で“まみタス”と呼ばれ親しまれる三宅麻未マネジャーは、記録員としてベンチに入った。おにぎり作り集中のため、最難関校受験の選抜クラスから普通クラスに転籍したほどで、「頑張っておにぎりを作ってきたことが報われて、本当にうれしい」と勝利にニッコリ。



…これに対してさまざまな意見が述べられているわけですが…結論としては…

我々が議論しなければならないのは、こうした社会状況の問題点を丁寧にあぶり出していくことです。なぜなら、もし「男に従属する女性」という観点によって高校野球の女子マネージャー制度を非難し、最終的に廃止に追い込んだならば(現実的にはありえませんが)、それは女性の社会進出のリソースをひとつなくすことに繋がるからです。なので、それでも廃止を望むのであれば、女性の社会進出のために他の政策を生み出すことが必要となるでしょう。なにかをなくすだけなら、それによって行き場のないひとたちが増えるだけですから。

よって、女子マネージャーという存在が、将来的にも旧いジェンダー役割を強化・固定化するのか、あるいは逆に撹乱することに繋がるかは、現実的な政策しだいなのです。



う~ん、いろいろと考えちゃいますね。

ま、私自身も、娘も「マネージャーをする」という選択肢は考慮したこともなかったな…と。
言葉にして教えたことはないけれど、生き方の選択をする遺伝子ってわりと継承されるのではないかしらん?