「ブロークン・フラワーズ」

「ブロークン・フラワーズ」をDVDで鑑賞。

主人公の中年男性が、元恋人からの匿名の手紙を受け取り、
そこには彼には19歳になる息子がいると書かれている。
元恋人と言っても誰なのか分からず、4人の元恋人（故人を入れると5人）
を訪ねることにする、というお話。

ジム・ジャームッシュだし、結局最後まで手紙の送り主はわからないんだろうな
と思って見ていたけど、やはりその通り。
わかっちゃいたけどすっきりしないなー。

でも、この映画のよさはひとえにビル・マーレイにある。
ジャージ姿でダラダラしててもイケてる中年男なんて
そうはいないと思う。

この映画で彼は元プレイボーイという役どころだけど
そりゃー若い頃モテたでしょうね、と思わせる佇まいです。
適材適所です。

というわけで「ブロークン・フラワーズ」はビル・マーレイの魅力を
見せるための作品でした。