猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

通院(乳腺外科)

2007年08月09日 | 術後~現在
訂正の入った病理結果を持参して地元の病院の乳腺外科へ。

私「前回の先生のご指摘の通り、病理結果にミスがありました」
 と結果を渡す。

Dr「抗がん剤は必要ないですね」
 と即効で仰る。

私「むこうの病院では必須ではないけど、選択肢としてはあると
  言われましたが」

Dr「1mm以下の浸潤に抗がん剤は要らないです」

私「でも悪性度が高いのですが。」

Dr「核異形度が高いのは乳管内の石灰化のことなので関係ないです」

注)後日病理検査を一部やり直し、
異形度が高いのは浸潤部分であることがわかった。


私「では、ホルモン療法だけですか?」

Dr「それも必要ないと思います。」

私「えっ?むこうではホルモン療法は絶対必要と言われました。
  『卵巣取ったら?』とまで言われましたが。」

Dr「ホルモン療法をして得られる効果は10年後生存率が1%ほど
  上がる程度。1%生存率を上げるために、5年間高いお金を払って、
  副作用に耐え病院に縛られ続けるメリットはないと思います。
  それよりこれまで手術などでやりたいことができなかった
  失った時間を取り戻すために有意義に過ごしてください。」

えー、執刀医の話と全然違う。
混乱。

それと、この訂正の入りまくった病理結果にまだ解せない点が
あるとのこと。
たしかに私が読んでも??な点がある。

私「この病理結果は間違いだらけでしたし、
  信憑性が疑わしくて不安なのですが、
  標本を借りてきて調べなおしてもらうことはできないですか?」

Dr「病理検査を行う専門の病院はありますが、
  そういうところは判断が難しいケースを持ち込むところなので、
  こういう普通のがんは診てもらうのは難しいです。」

この病院では外科の先生が病理医と摘出物を見て病理結果を確認しているから
こんな不審点は発生しないそう。

患者数が違うから仕方ないけど、大病院では病理部から送られてきた紙を
外科医が読んでるだけだもんなー。

最も大事な病理結果にこうして不信感抱くことになるなら
ここの病院で手術しておけばよかったよぅ、と思わなくもないけど
でも、それは結果論だし。
こんな杜撰な結果になるとは事前にはわからなかったんだし
どうしても一期再建が可能な病院で手術を受けたかったのだから
これはこれで私なりの選択だったんだと思うしかない。

あー、でも心配。


本日のよかったこと

種を蒔いたきり、ほとんど放置状態だったゴーヤに
ちっこい実がなっていた。
放っておかれても芽吹くなんてけなげなヤツ。
病気になって以来、こういう小さな生命力を
とてもいとおしく感じます。













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