猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

「ためしてガッテン」

2007年10月03日 | 身辺雑記
今日の「ためしてガッテン」のテーマは乳がん。

1円玉サイズ(2cmまで)だと、早期となり、
生存率が高くなり温存できます。
だから、月に1回自己検診を、年に1回マンモグラフィとエコーを
というベーシックな内容。

早期発見すれば、乳房は残せます。だから恐れずに検診へ。
とうたっているメディアが多いけど、
年に2回乳がん検診を受け、早期発見だったのに、
全摘せざるをえなかった私は「温存できる」ことを
あまりアピールしすぎるのもどうかな…と思う。

私もメディアの影響で「早期=温存」と思い込んでいたので
がん告知自体はあっさり受け入れられたけど
「全摘」にはビックリだった。
    

かといって、「早期でも乳房を残せないこともあります」なんて言ったら
ただでさえ低い検診受診率がますます下がっちゃうしね。

乳がんになった人の8割は自己検診で発見。
自分で見つける人、多いんだなぁ。
私はたまにしか自己検診はしてなかった…。
触っていると骨なのかしこりなのかわからなくて
怖くなってきて、しっかり触ることができなかった。

貧乳だし、今までは自分の胸が好きではなかったから
鏡に映して見ることもなかった。
ずっと医者任せだった。
がん告知後、写真に撮って初めてまじまじと見て新鮮だった。

今も再建側は検査できないから、自分の目と手だけが頼りなのに
ろくに見てもいないし、触ってもいない。
このグロテスクな形を直視したくないし、
触るとなんともいえないゾワッとした異物感。
   

でも、そんなこと言ってる場合じゃない。
まずは今日はお風呂で素手で胸を洗ってみようー。
…って乳がん患者にしてはやることが初歩的すぎ。
反省しました。










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