「最高の人生の見つけ方」

　　

がんで余命半年を宣告された2人の男（ジャック・ニコルソン＆
モーガン・フリーマン）が死ぬまでにやっておきたいことリストを
実行するために病院を飛び出し、旅に出るという
（どっかで聞いたような）お話。

病気モノの話は、病気になる以前から苦手で
ほとんど見たことがないのですが
これは、重くなくて、コミカルな作りの映画だと
聞いて見に行きました。

でも、私にはダメだった…
たしかに重苦しい場面はないのだけど
先月亡くなったがん友さん、去年同じく余命半年を宣告されて
亡くなった父、昔がんで亡くなった祖父のことなどが
次々に思い出され、苦しかったです

映画で二人が世界旅行をしているのを見て
父は病気になってから「アンコールワットを見てみたい」と
言っていたなぁ、でも実際は余命を宣告されてからは
アンコールワットどころか、普通に電車に乗ることすら
困難だったよなぁ、、とか思い出してみたり。

ところで、
私は数年前から
今後5年くらいの間に実現したいことと
特に期限はないけどやってみたいことを手帳に書き出して
ときどき眺めています。

この歳でそんなのムリ、とかそんなことできっこないという
気持ちは無視して、最近改訂もしました。
万が一手帳をどこかへ忘れてきて、他人にそれを見られたら
ププーッっていう内容も含まれるので
各項目の詳細については、鍵つきの別の場所に保存しているという
妙な徹底ぶり。
しかし鍵付きの場所は保管してあることすら忘れて
見ることがないという欠点も。

でも、その中には、最近小さく一歩を踏み出したものもあるので、
心で思っているだけより、書く→眺めるというのは
効果あるのかも。
映画から話はそれましたが。


今日は父の日。
お父さん、あっちで元気にしてますか？