猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

サードオピニオン

2007年08月20日 | 術後~現在
「心配なら腫瘍内科にも行ってみては?」と主治医に勧められ
術後補助療法についてセカンド(サード)オピニオンを聞きに
別の病院の腫瘍内科へ行く。  

執刀医と治療を受ける病院の主治医の意見が大きく違うので
腫瘍内科医の意見も聞きにきたわけだけど
ここでまた異なる第3の意見を聞いてしまう。

Dr「たしかに、この場合、補助療法によって得られるメリットは少ないです。
  でも、うちならホルモン療法(経口薬)をすすめます。
  迷うとしたら注射を追加するかどうかというところです。
  これで、無治療~抗がん剤まですべての選択肢が出揃って
  しまったわけですが、3人の共通点タモキシフェンを選択する
  ということでどうでしょうか。(主治医も「治療をするとしたら
  タモキシフェンで」と、この先生への紹介状に書いてあるらしい)
  
  中間リスクの場合、病院によって大きく意見が分かれて
  しまうことがあって難しいのです。
  治療は急ぎませんから、納得のいくようにしてください。」

急がないとはいってもなんだかんだとありすぎて
手術からすでに3ヶ月経過。
その上、心配性すぎて何をするにも人一倍、いや人三倍ぐらい時間がかかる。
でも、今週は婦人科手術でしばらく身動きがとれないので
急ぎようがない。
  

乳がんの本に書いてあったけど、医師の意見はファーストよりセカンド、
セカンドよりサードと後になるほど信用してしまう傾向にあるそうで。
特にセカンドオピニオンだと、保険診療と違い
時間もたくさん費やされるので、そちらの方がよく思えてしまうという
からくり(?)らしい。
たしかに、昨日までは自信を持ってきっぱり言い切った主治医の意見を
自分の中では採択していたけど、今日の話を聞いてサードに傾いている。
誰か私の代わりに決定してー。


この後、息つく暇もなく別の病院の眼科へ

緑内障の疑いがあるということで視野検査を行う。

焦点を検査機器の真ん中のランプに合わせたまま
周囲で点滅する光が見えたらボタンを押す。

真ん中のランプが2つに見え、焦った。
が、視野に欠けはなく、緑内障ではなく、近視が強すぎるために
視神経に異常が出ているのでしょうとのことでひとまずホッ。

それとは別に斜視でもあり、そちらの症状は車の運転がしづらいこともあり
けっこう気になっている。
眼鏡のレンズに貼る矯正シールのようなものがあるそうだけど、
普段眼鏡をかけているわけではないので
とりあえずは作ってもらわないことにする。

この先生はいつも淡々と話す。
治療法も進行を食い止める方法もないということも
さくさくっと仰る。

経過観察のためにまた3ヵ月後。

今日は受診の合間にも、乳房再建のセカンドオピニオンの件で
問い合わせていた病院から連絡が入ったりで一日中病院漬け。
再建についてはどの病院に行くとしても遠方になるから、
いつでも行けるってわけではない上に、
担当医師の外来日もごく限られているから日程調整が難しい。
で、結局今日のところは調整つかず。
でも、「遠いから」っていう物理的な理由で諦めたくないから
退院したらしつこく問い合わせようっと。

いやー、ほんともう関わる病院をひとつでも減らしたいです。


本日のよかったこと

がん友さんから「治療方針は決まりましたか」というタイムリーな
いただく。
気にかけてくれていてどうもありがとう。




 

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