猫山の乳がん日記

2009年11月、2年半かかった乳房再建が完了。ホルモン治療は副作用のため1年間で中止し、無治療です。

退院

2007年08月27日 | 卵巣嚢腫/子宮筋腫
6:00
採血

8:30
傷口のホチキス計7個を外してもらう。
ホチキスは事務用のと同じかんじで銀色の大きめのやつ。
先生に「お腹、平らですよねー。手術のときも脂肪がなくて
切ったらすぐに卵巣が顔を出してました。」と言われる。
「平ら」ってことはなくて、ちょっとポッコリしてるけど
あの妊婦のようなお腹とオサラバできたのが嬉しい

10:00
新生児室の赤ちゃんを眺めながら、
同日に手術を受けた患者さんとまた話す。
手術のDVD見ればよかったのにーって言われる。
摘出物を小さい巾着袋のようなものに収納して
じょうごのようなものから身体の外へ引き出すのは
感動モノだったらしい。
そんなことを手元を見ずにやるんだからすごいよね。

お会計は約10万円也。
(差額ベッド代含む、事前に高額医療費申請済み)
手術費は2万円ぐらい。
あの手術が2万円で受けられるなんてお得感がある

11:00
母に迎えに来てもらい、退院。
「お父さんもこうやって退院できればよかったのにね」
と母がポツリと言った。

夕方、ちょっと運動した方がいいかなと思って
ヨボヨボと散歩した。
20分ぐらい散歩しただけでけっこう疲れた&お腹がちょっと痛くなる。
傷も痛いけど、中のほうにも重い痛みが。
膨満感もある。


麻酔から目が覚めたときに頭に浮かんだお経の1節の意味を
調べてみた。

 我亦在彼摂取中
 煩悩障眼雖不見

浮かんだのは上の1行だけだったけど
次の行まで含めないと意味をなさない。

 (現代語訳)
 我もまた阿弥陀仏の光明(摂取*)の中に攝め取られているけれども
 煩悩が私の眼をさえぎって見ることができない。
*摂取:仏が慈悲の光明で、すべての衆生を受け入れて救いとること。
  (広辞苑より)

母に麻酔から目覚めた後、朦朧とした頭にお経が次から次へと
浮かんできたことを話したら
「お父さんに手術中ずっとあの子のそばについていてやって」と
お願いしておいたから、それでかもしれない、と言っていた。
あれは父からのメッセージだったのかなぁ。
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